開催趣旨
集まれ、少女たち!
明治、大正、昭和……。時代のうねりの中で、いつしか忘れられてしまった実力のある画家たち。本展では、彼(女)らが遺した素晴らしい作品を見つけ出し、紹介してきた星野画廊のコレクションから、「少女たち」をテーマに紹介します。女性たちの人生のさまざまが描かれた日本画と洋画、約120点を展示しますので、作品の放つ魅力を存分にお楽しみください。
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基本情報
- 会 期:
- 2023年7月15日(土)~9月10日(日)
- 開室時間:
- 10:00~18:00(金曜日~19:30)※入場は閉室30分前まで
- 休 館 日:
- 月曜日(ただし、7月17日、7月24日は開館)、7月18日(火)
- 会 場:
- 京都文化博物館4・3階展示室
- 主 催:
- 京都府、京都文化博物館、産経新聞社、関西テレビ放送、京都新聞
- 後 援:
- 京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、公益社団法人京都府観光連盟、
公益社団法人京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都 - 企画協力:
- 青幻舎プロモーション
- 入 場 料:
(消費税込) - 一般1,500(1,300)円、大高生1,000(800)円、中小生500(300)円
※( )内は前売および20名以上の団体料金。
※前売券は2023年5月15日(月)~7月14日(金)までの期間限定販売(会期中は当日券のみ)。
※未就学児は無料(ただし、要保護者同伴)。
※学生料金で入場の際には学生証をご提示ください。
※障がい者手帳などをご提示の方と付き添い1名までは無料。
※上記料金で2階総合展示と3階フィルムシアターもご覧いただけます
(ただし催事により有料の場合があります)。
≪主なチケット販売所≫
京都文化博物館、公式オンラインチケット 、ローソンチケット (Lコード:59500)、 チケットぴあ (Pコード:686-386)、 セブンチケット(セブンコード:099-278)、イープラス、 CNプレイガイド、アソビューほか

展示構成と主な出品作品
【展示構成】
第一章 明治の少女たち
第二章 四季のうつろいの中で
第三章 大正の個性派画家たち
第四章 歴史画に見る少女たち
第五章 夢見る少女たち
第六章 慈しむ母として
第七章 モダンガールズ
第八章 日仏画家の競艶
【主な出品作品】 ※画像の無断転載禁止
笠木治郎吉《花を摘む少女》1897-1912年頃
菊花を摘む爽やかな少女を描いた明治期の水彩画です。作者の笠木治郎吉は横浜で活動した画家で、長年「謎の画家」とされてきましたが、近年の研究の進展とともに光が当てられ、再び注目が集まっています。
田代正子《娘》1940年
作者不詳(柳江)《夏苑の少女》1912-1925年頃
作者不詳(龍山)《手習児》1923-1930年頃
描かれているのは、歌舞伎舞踊「手習子」のワンシーンです。春の日、寺子屋帰りの町娘が道草をして、蝶を追うあどけない姿や、少しませた恋心などが歌われます。この愛らしい少女を描いた作者「龍山」の詳細はいまだわからず、今後の研究がまたれます。
秦テルヲ《淵に佇めば》1917年
岡本神草《拳の舞妓》1922年頃
甲斐荘楠音《畜生塚の女》1919年頃
畜生塚とは豊臣秀吉が養子秀次を自害させ、妻妾、子供を処刑して三条河原に埋めた事件。描かれているのは処刑される直前の呆然とした女性の姿です。
幸田暁冶《双子》1970年
粥川伸二《娘》1928年
小脇に抱えている書物は聖書でしょうか。このモダンガールを描いた粥川伸二は、長崎をテーマにした日本画を多く描きました。
中西利雄《赤いスカーフ》1938年
太田喜二郎《花摘図》1911-1912年頃
点描風に描かれたこの作品は、洋画家の太田喜二郎がベルギーに留学をしていた時に描いた作品です。モデルの女性は画家の下宿先のお嬢さんで、服飾関係の仕事に就くことを目指していたそうです。明るい光に溢れた油絵です。
関連イベント
❶ トーク会「石を磨く——星野桂三さんのお話を聞く」 ※要申込
話 者:星野桂三氏(星野画廊)
聞き手:関純子(関西テレビ放送アナウンサー)、植田彩芳子(当館主任学芸員)
日 時:2023年7月16日(日)10:30~12:00
場 所:3階フィルムシアター
定 員:150名
参加費:無料(ただし本展入場券〈半券可〉が必要)
<申込方法>
往復はがきに住所、氏名(返信面にも)、電話番号、希望イベント名・番号を記入し、京都文化博物館「少女たち展関連イベント」係へ。または、下記よりお申込みください。
※先着順。定員に達し次第、受付終了。
※参加者1名ごとにお申込みください。

【6月1日(木)より受付開始】
❷夏休み 親子でアート鑑賞「自分だけの名品を見つけよう!」 ※要申込
ワークシートを使って親子で展示を鑑賞し、気に入った作品一点を選び、感想を語り合いましょう。
対 象(目安):小学校3年生以上
※必ず保護者同伴でご参加ください。
日 時:2023年7月23日(日)13:00~15:00
場 所:6階展示室
定 員:15組30名
参加費:無料(ただし本展入場券〈半券可〉が必要)
<申込方法>
往復はがきに住所、氏名(返信面にも)、電話番号、希望イベント名・番号を記入し、京都文化博物館「少女たち展関連イベント」係へ。または、下記よりお申込みください。
※先着順。定員に達し次第、受付終了。
※1組ごとにお申込みください。保護者の方が連名でお申込みください。

【6月1日(木)より受付開始】
❸シンポジウム「近代京都絵画史研究を振り返る:京都、むかしがたり」(共催:明治美術学会)
※要申込
□第一部
講演「京都の近代日本画再評価と星野画廊」
講 師:上薗四郎氏(笠岡市立竹喬美術館 前館長)
□第二部
座談会:上薗四郎氏、榊原吉郎氏(京都市立芸術大学名誉教授)、原田平作氏(大阪大学名誉教授)、
星野桂三氏
司 会:植田彩芳子(当館主任学芸員)
日 時:2023年8月5日(土)13:30~17:00
場 所:別館ホール
定 員:200名
参加費:無料(ただし本展入場券〈半券可〉が必要)
<申込方法>
往復はがきに住所、氏名(返信面にも)、電話番号、希望イベント名・番号を記入し、京都文化博物館「少女たち展関連イベント」係へ。または、下記よりお申込みください。
※先着順。定員に達し次第、受付終了。
※参加者1名ごとにお申込みください。

【6月1日(木)より受付開始】
❹ワークショップ「貼り絵でオリジナルうちわを作ろう!」 ※要申込
日 時:2023年8月11日(金・祝)①10:30~12:00 ②13:30~15:00
場 所:別館 2階講義室
定 員:各回20名
参加費:700円(材料費・税込)※ほか、本展入場券<半券可>が必要です。
※画像はイメージです。
<申込方法>
往復はがきに住所、氏名(返信面にも)、電話番号、希望イベント名・番号を記入し、京都文化博物館「少女たち展関連イベント」係へ。または、下記よりお申込みください。
※先着順。定員に達し次第、受付終了。
※参加者1名ごとにお申込みください。
※①②のいずれか参加希望の回をお選びください。

【6月1日(木)より受付開始】
❺星野桂三さんによるギャラリートーク
日 時:2023年7月21日(金)、8月4日(金)、8月18日(金)、9月1日(金)
各回17:00から展示室内で行います。
※参加費および事前申込み不要。当日の入場者に限ります。
グッズ
□≪拳の舞妓≫の刻印入り!本展オリジナルグッズ 祇園・原了郭の黒七味
※画像はイメージです。
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- 上記商品の他にも多数オリジナルグッズをご用意しておりますので、ぜひ会場内特設ショップでご確認ください。
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- 商品の転売はお断りいたします。
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- 転売等のトラブルに関しては、一切責任を負いません。また状況により予告なく、商品ラインナップ、商品名、価格、デザイン、仕様などが変更または販売中止になる場合があります。
- ※
- 商品の数には限りがあります。品切れの場合もございますのでご了承ください。
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- 販売在庫に関するお問い合わせや入荷予定等には回答できません。
音声ガイド、その他のイベント、コラボグッズについては決定次第公式サイトにてお知らせいたします。
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