Kyoto Art for Tomorrow 2020 ―京都府新鋭選抜展―
2020.1.25(土) 〜 2.9(日)
本展は、京都の地で新しい芸術の創造に取り組む新進の若手作家を顕彰し紹介する展覧会として、60年以上にわたる長い歴史を有しています。
京都文化博物館の本館では、選考委員により選抜された才能あふれる若手作家40名の作品を展示します。また別館ホールでは、京都府新鋭選抜展出身作家であり、近年国際的に大きな注目を集める現代美術家、宮永愛子によるインスタレーションを特別展示します。
伝統に新たな価値観を取り入れながら革新を重ねる京都の芸術文化を背景として、現代を生きる若い作家たちがみずみずしい感性で時代を切り開き、新しい歴史を紡いでゆく瞬間に、どうぞお立ち会いください。
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1974年京都生まれ。2008年東京藝術大学大学院修士課程修了。日用品をナフタリンでかたどったオブジェや、塩、陶器の貫入音や葉脈を使ったインスタレーションなど、気配の痕跡を用いて時を視覚化する作品で注目を集める。2013年「日産アートアワード」初代グランプリ受賞。主な個展に「宮永愛子:漕法」高松市美術館(香川、2019)、「みちかけの透き間」大原美術館有隣荘(岡山、2017)、「宮永愛子:なかそら―空中空―」国立国際美術館(大阪、2012)など。