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    Title

    生誕140周年津田青楓と京都

    Date

    2020.5.19(火) 〜 6.14(日)

    会場: 2階総合展示室

    津田青楓は、1880(明治13)年、西川源兵衛とみよの次男として京都市上京区(現中京区)に生まれました。生家は「華道去風流」の家元であり、実兄は七世一草亭です。
    1897(明治30)年、図案製作を学ぶために京都市立染織学校に入学、同時期に谷口香嶠に師事し、日本画を学びます。関西美術院で浅井忠、鹿子木孟郎の指導を受けた後、1907(明治40)年に農商務省海外実業練習生として渡仏、安井曾太郎と共にアカデミー・ジュリアンで学びます。1926(大正15)年、京都市下京区(現東山区)霊山町に開設したことから始まる津田青楓洋画塾は、京都の若い芸術家たちのサロンとして重要な役割を果たしました。
    青楓は日本画や油彩画、書の制作にとどまらず、図案制作や装幀、文筆活動を行いました。二科会の設立に参加し脱退を余儀なくされるまでの社会的活動や、夏目漱石や河上肇らとの交流など、その長い生涯は、社会状況を照射する活動と人間関係に彩られています。
    本展では、多彩な活動と幅広い交流で知られる画家・津田青楓の作品・資料を、京都での活動に焦点を合わせながらご紹介します。

    津田青楓『うづら衣』より(山田芸艸堂、1903年)スコット・ジョンソン蔵 ©Rieko Takahashi津田青楓『うづら衣』より(山田芸艸堂、1903年)スコット・ジョンソン蔵 ©Rieko Takahashi

     

    基本情報

    会期
    〜 2020年6月14日(日)まで
    休館日
    毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
    会場
    京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」
    開室時間
    当面の間10:00~18:00とさせていただきます(入室は17:30まで)
    入場料
    一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
    *( )内は20名以上の団体料金
    主催
    京都府、京都文化博物館
    津田青楓『華紋譜 花之巻』より(本田雲錦堂、1899年6月)芸艸堂蔵 ©Rieko Takahashi津田青楓『華紋譜 楓之巻』より(本田雲錦堂、1900年4月)芸艸堂蔵 ©Rieko Takahashi
    津田青楓「糸瓜」、『小美術図譜』より(山田芸艸堂、1904年9月)芸艸堂蔵 ©Rieko Takahashi津田青楓「糸瓜」、『小美術図譜』より(山田芸艸堂、1904年9月)芸艸堂蔵 ©Rieko Takahashi
    津田青楓《お茶の水風景》1918年、京都市立京セラ美術館蔵 ©Rieko Takahashi津田青楓《お茶の水風景》1918年 京都市美術館蔵 ©Rieko Takahashi
    津田青楓《研究室に於ける河上肇像》津田青楓《研究室に於ける河上肇像》1926年 京都国立近代美術館蔵 ©Rieko Takahashi
    津田青楓《頬杖の女》津田青楓《頬杖の女》1930年 京都国立近代美術館蔵 ©Rieko Takahashi

    主な展示品

    作品リストはこちら

    関連イベント

    ◆ギャラリートーク
    日時:2020年5月29日(金)、6月5日(金) ※中止させていただきます。


    ◆ぶんぱく京都講座「図案家の青楓、洋画家の青楓」
    開催日:2020年5月24日(日) ※中止させていただきます。

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