2022年11月30日にユネスコ無形文化遺産に追加登録された、京都の3つの風流踊「京都の六斎念仏」「やすらい花」「久多の花笠踊」。この追加登録を祝って、今回は「京都の六斎念仏」から嵯峨野六斎念仏保存会のご協力のもと、重要文化財である当館別館ホールにて特別公演を行います。六斎念仏の公演のほか、お子さま(小学生以上)にも楽しんでいただけるようなワークショップや、当館学芸員のミニ講座も開催します。どうぞみなさまお誘いあわせのうえ、ご来館ください。
日時:7月15日(月祝)
①14:00開場 14:30開演~
終演後ワークショップ「六斎念仏の祇園ばやしを体験しよう!」
先着20名
②17:30開場 18:00開演~
当館学芸員の講演あり
(いずれも90分公演予定)
入場無料、事前予約不要
出演:嵯峨野六斎念仏保存会、橋本主任学芸員
会場:別館ホール
主催:京都府京都文化博物館
問い合わせ先:企画事業担当 075-222-0895
※本公演は『令和6年度 文化庁Innovate Museum 事業』の補助を受けて、ナイトミュージアムKANSAIの取り組みの一環として実施します。
「京都の六斎念仏」の曲目は、念仏系と芸能系の2つの系統があります。江戸時代半ばには、能や歌舞伎、狂言、長唄等、当時の流行を取り入れ、念仏の要素を含みながらも、芸能的、娯楽的に発展しました。なかでも嵯峨野六斎念仏は、多彩な芸ものが特色で、右京区嵯峨野の阿弥陀寺を中心とした生田(おいだ)地区周辺の住民で保存会を営み、伝承されています。