開催趣旨
~京の今に生きる芸術家、京で生まれた琳派、美の競演が今ここに~
日本文化に脈々と流れる「琳派」の精神が、今なお息づく京都。2015年は琳派誕生400年となります。
これを記念し、京都日本画家協会と京都工芸美術作家協会の作家のうち207名が、「琳派」をキーワードに作成した新作の合同展覧会を開催します。
巨匠から若手作家まで多彩な顔ぶれとなるこの展覧会で、それぞれの作家の「琳派観」を通して、京都の芸術家が創り出す美の競演をお楽しみ下さい。
▲羽田 登《堰出訪問着「流形」》
基本情報
琳派400年記念 現代作家200人による日本画・工芸展
京に生きる 琳派の美
- 会 期:
- 2015年4月25日(土)~5月17日(日)
5月11日(月)休館 - 会 場:
- 京都文化博物館 4・3階特別展示室
- 開室時間:
- 午前10時から午後6時まで
(金曜日は午後7時30分まで、入室はそれぞれ閉室の30分前まで) - 主 催:
- 京都府、京都文化博物館、京都日本画家協会、京都工芸美術作家協会、京都新聞
- 後 援:
- NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都
- 協 賛:
- 京都銀行、京都中央信用金庫、京都信用金庫、ニューカラー写真印刷
- 入場料 :
一般:800(600)円 大高生:500(400)円 中小生:300円(250円) |
*( )内は、前売券および20名以上の団体料金 |
*前売券は、ローソンチケット(Lコード56740)、京阪神主要プレイガイドほかで販売。2015年4月24日(金)までの期間限定販売。 |
*上記料金で、2階総合展示・3階フィルムシアターもご覧いただけます。 |
主な展示品
▲上村 淳之《月の水辺》
■羽田 登 | 《堰出訪問着「流形」》 |
■上村 淳之 | 《月の水辺》 |
■今井 政之 | 《象嵌彩窯変「森の囁き」》 |
■山崎 隆夫 | 《春気》 |
■中井 貞次 | 《追想》 |
■岩倉 壽 | 《双花》 |
■面屋 庄甫 | 《萌し》 |
■猪熊 佳子 | 《木立を巡る光の中で》他 |
関連イベント
【1】作家によるギャラリートーク
- 場 所:
- 当館 4階展示室
- 日 時:
- 各日午後2時から40分程度
4月25日(土):上村淳之、北村恵美子、内藤英治、村山明
4月26日(日):青木秀明、岡田俊一、片山雅美、望月玉船
5月2日(土):大野俊明、中尾英武、堀江春美、伊砂新雄、德力竜生
5月3日(日・祝):鍵谷節子、山口守、吉水絹代、村田好謙
5月9日(土):大沼憲昭、奥村美佳、長谷川雅也、今井眞正、向井弘子
5月10日(日):河村源三、村岡幸信、伯耆正一、面屋庄甫
*事前申込みは不要。当日の入場者に限ります。
【2】ワークショップ
1.日本画 たらし込みで琳派に挑戦!(定員20名:対象中学生~)
日本画の絵の具をつかって、たらし込み技法を体験し、色紙作品を仕上げます。
- 日 時:
- 4月29日(水・祝)午後1時~4時
- 場 所:
- 当館 3Fやすらぎコーナー
- 講 師:
- 上村淳之、土手朋英、中出信昭、藤原敏行、渡辺章雄
- 参加費:
- 一人500円(参加費とは別に、本展覧会入場券[半券可]が必要です。
2.藍染めの布にわたしの琳派を表現しよう!(定員20名:対象小学4年生~高校生)
自分で彫った型紙をつかって、藍染めの布を脱色し、自分なりの琳派の世界を表現します。
![]() ▲あそぶカニ |
![]() ▲花しょうぶ |
- 日 時:
- 5月5日(火・祝)午後1時~4時
- 場 所:
- 当館 3Fやすらぎコーナー
- 講 師:
- 井隼慶人、内藤英治、兼先恵子
- 参加費:
- 一人500円(参加費とは別に、本展覧会入場券[半券可]が必要です。
ワークショップお申込み方法:往復はがきに住所、氏名(返信面にも)、電話番号と希望イベント名とその番号を明記し、京都文化博物館内「京に生きる琳派の美展 関連イベント」係へ。イベントごとに参加者1名につき、1枚のはがきでお申込みください。
応募締切:4月17日(金)まで(消印有効)。
応募者多数の場合は、抽選。