洛陽三十三所2
2016.6.11(土) 〜 8.7(日)
平安時代以降、西国三十三所等の観音菩薩巡礼が盛んとなり、京都(洛陽)においても三十三の観音を対象とする巡礼が行なわれるようになりました。応仁の乱や明治維新による衰退もありましたが、平成17年(2005)に平成洛陽三十三所観音霊場会が結成され、再興されることとなりました。
今年度は、再興から10周年を迎えた2015年度の展示に引き続き、寺院の来歴や霊験を物語る縁起・古文書と仏画・肖像画の名品を中心に、七つの札所の名宝を展示します。
洛陽三十三所の多角的な魅力をお楽しみ下さい。
■旧祇園感神院欄干 | 1台 | 大蓮寺 | 通期 |
■十王図 | 10幅 | 六波羅蜜寺 | 前期 |
■仲源寺縁起 | 2巻 | 仲源寺 | 前期・後期 |
■板倉勝重坐像 | 1躰 | 長圓寺 | 通期 |
■十一面観音像 | 1幅 | 壬生寺 | 後期 |
■後西天皇宸翰一行書「観世音菩薩」 | 1幅 | 福勝寺 | 後期 |
■十二天図(旧北野社多宝塔扉絵) | 2面 | 椿寺地蔵院 | 通期 |