池大雅美術館コレクション寄贈記念 池大雅
2014.11.8(土) 〜 2015.1.12(月・祝)
池大雅(1723~1776)は、江戸時代中期の京都で活躍した文人画家(南画家)です。大雅の作品はのびやかな線、柔らかな墨と色使いの魅力にあふれ、早くから日本の文人画史を代表する巨匠の一人として世界的な評価を受けてきました。 平成25年12月、京都府は同年に閉館した池大雅美術館から、池大雅に関する作品・資料を一括寄贈されました。同美術館からはかつて平成7年に所蔵品の部分寄贈を受けており、この度の追加寄贈を通じて、今後その所蔵品全てを京都府で受け継いでゆくこととなります。本年度の総合展示では、御寄贈頂いたこれら池大雅美術館コレクションの代表的な作品・資料をご覧頂き、大雅のすぐれた書画芸術の魅力に迫りたいと思います。
■池大雅「柳下童子図屏風」重要文化財 | 前期展示 |
■池大雅「天産奇葩図巻」 | 通期展示 *前・後期で場面替えあり |
■池大雅「千字文(天)・(地)」 | 通期展示 *前・後期で場面替えあり |
■池大雅「和様尺牘文範」 | 通期展示 *前・後期で場面替えあり |
「池大雅美術館コレクション寄贈記念 池大雅」「幕末明治の京都の日本画」について、担当学芸員が解説いたします。