天平の都 恭仁宮
最新の発掘調査成果から
2024.6.8(土) 〜 7.28(日)
京都府内にはかつて3つの都が営まれました。平安京、長岡京、そして恭仁京(恭仁宮)です。天平12(740)年に聖武天皇が遷都し、741年に国分寺建立の詔、743年に墾田永年私財法といった、その後の日本に大きな影響を与えた重要な法令を発した都です。しかし744年に難波宮を皇都とすることが宣言され、4年足らずで都としての歴史を閉じます。
この都の様子を明らかにすべく、明治期から小学校教員らによる調査がおこなわれ、さらに1973年からは、京都府による考古学的発掘調査がスタートしました。それから約半世紀が過ぎ、かつて幻とされた宮の構造力と、が明らかとなってきました。本展ではこれら調査の成果と今後の展望について紹介します。
いずれも14:00~(30分程度)、展示室内で行います。
※事前申し込み不要。ただし、当日の入場者に限る。