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    Title

    シュルレアリスムと京都

    Date

    2023.12.23(土) 〜 2024.2.18(日)

    会場: 2階総合展示室

     20世紀最大の芸術運動「シュルレアリスム」。フランスに始まり各地の芸術、思想、文化に影響を及ぼした運動は、やがて京都を拠点とする画家たちをも魅了します。
     京都の画家たちでシュルレアリスム的表現が試みられるようになったのは、「海外超現実主義作品展」が京都に巡回した1937年頃のことです。北脇昇や小牧源太郎、今井憲一、松崎政雄ら、独立美術京都研究所や新日本洋画協会に所属する一部の画家を中心に、複数の画家が参加する「集団制作」や、実験の数々を展示する部屋「超現実主義観測室」の設置など、先鋭的なシュルレアリスムの実験を繰り返します。しかしながら戦況の悪化は、シュルレアリスムを模索する京都の画家たちをも追い詰めていきます。困難な時代に描かれた作品は、画家たちの切実な思いや思想がにじみ出たものへと変容し、戦後へと引き継がれていきます。
     本展では、京都におけるシュルレアリスムの受容と展開の軌跡に迫ると同時に、シュルレアリスムが京都の画家たちにもたらした影響とその可能性を探ります。

    基本情報

    会期
    2023年12月23日(土)~2024年2月18日(日)
    休館日
    月曜日(ただし、1月8日、2月12日は開館)、年末年始(12/28~1/3)
    1月9日(火)、2月13日(火)
    会場
    京都文化博物館 2階総合展示室
    開室時間
    10:00~19:30(入場は19:00まで)
    入場料
    一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※総合展示とフィルムシアター(3階)をご覧いただけます。
    (フィルムシアターは催事により有料の場合があります)。
    主催
    京都府、京都文化博物館

    関連イベント

    学芸員によるギャラリー・トーク
    (「日本考古学の鼻祖 藤貞幹展」と同時開催)

    日時
    2023年12月23日(土)、2024年1月19日(金) 各日14:00~(30分程度)
    場所
    2階総合展示室内
    ※事前申込不要、参加費無料(ただし、当日の入場者に限ります)

    主な展示品



    眠られぬ夜のために北脇昇《眠られぬ夜のために》1937 年 京都市美術館



    民族病理学(祈り)小牧源太郎《民族病理学(祈り)》1937 年 京都市美術館



    原生林今井憲一《原生林》1938 年 京都市美術館



    原生林今井憲一《原生林》1938 年 京都市美術館



    朱と紫北脇昇《朱と紫》1945 年 京都市美術館



    迦楼羅炎(A)小牧源太郎《迦楼羅炎(A)》1947 年 板橋区立美術館



    稲荷図 no. 2小牧源太郎《稲荷図 no. 2》1947 年 板橋区立美術館



    風景伊藤久三郎《風景》1948 年 京都府(京都文化博物館管理)



    出品資料

    出品資料一覧

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