お客様各位 (2021.11.2更新)

京都文化博物館フィルムシアターでの映画ご鑑賞に際しまして、下記のご協力をお願いいたします。

●感染防止のための入場方法、上映形態の変更

  • 11/2よりシアターの収容率を100%に戻します。ただし、密集・密接を回避するため、できるだけ間をあけてお座りくださいますよう、ご協力お願い致します。
  • 必ずマスクをご着用ください。(ご協力いただけない場合、入場をお断りいたします)
  • 上映開始後の途中入場、立見につきましても、11/2より可とします。
  • 皆様がなるべく扉やドアノブに直接触る必要が無いように、また、密閉回避のための換気の促進も含めフィルムシアターの扉の一部を解放して上映を行います。

●密集・密接、飛沫感染を避けるためのお願い

  • 入退場に、密集しないよう前後のお客様と充分(最小1mできるだけ2mを目安に)距離をおとりください。
  • 身体の不自由な方、お年を召した方の着席等につきましては、お互いにご配慮、ゆずり合いをお願いします。
  • 飛沫感染を避けるため、展示場内・シアター内での会話をできる限りお控えいただき、咳エチケット等に充分ご配慮ください。
  • シアター入場時には入口に設置の消毒液で手指をご消毒ください。

※上記の対策は、状況に応じて予告なく変更されることがあります


主  催:一般社団法人PFF/共催:京都文化博物館、イタリア文化会館/運営協力:Brand new day
公式HP:https://pff.jp/44th/news/2022/10/kyoto-1012.html
お問い合わせ:
【〜11月18日迄】一般社団法人PFF:03-5774-5296 (平日11時 〜18時)
【11月19日〜27日迄】直通ダイヤル:070-4544-7569 (10時〜21時)

ぴあフィルムフェスティバル(PFF)は、”映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに、当時、まだ観る機会の少なかったインディペンデント映画の面白さを広く伝えるため、1977年にスタートした映画祭です。
メインプログラムは、第 1 回より続く自主映画のコンペティション「PFF アワード」。入選者の中から、これまでに黒沢清、園子温、塚本晋也、佐藤信介、李相日、荻上直子、石井裕也監督など 160 名を超えるプロの映画監督を輩 出し、新しい才能が集う場所として広く認知されるようになりました。
今年 44 回を数える「ぴあフィルムフェスティバル」は、9月の東京開催に続き、今年も昨年同様、京都開催が実現。5つのプログラムで計26作品をお届けします。

【PFFアワード2022】
この新しさ、可笑しさ、切実さ…。観ればきっと心に刺さる、520本の応募作から選ばれた16作品。今年は12名の監督が来場予定!

【清原惟監督最新作プレミア上映】
PFFが企画、製作、公開まで、トータルで映画をプロデュースする「PFFスカラシップ 」。清原惟監督による最新作『すべての夜を思いだす』を関西初上映。さらに、PFFアワード2017グランプリに輝いた『わたしたちの家』も特別上映します。

【青山真治監督特集】

青山真治監督
青山真治
撮影:池田正之

3月21日に逝去した青山真治監督(1964-2022)。8ミリ自主映画制作から助監督、監督へ。同時に、音楽家、小説家、舞台演出家、批評家と多才に活躍した、その膨大な仕事を網羅するには歳月が必要だが、PFF in 京都では、青山監督の初期ともいえる時期を彩る個性溢れる3作品を緊急特集する。劇場上映の機会の少ない作品でもあり、スクリーンでその才気を堪能してほしい。




【スペシャルプログラム】

ピーター・バラカン
ピーター・バラカン

PFFとピーター・バラカン氏のコラボ企画「ブラック&ブラック」。関西初上映の音楽映画を特別上映!










【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

パゾリーニ
ピエル・パオロ・パゾリーニ

詩人、小説家、脚本家、評論家、俳優、活動家、多くの顔を持ち、映像表現の最先端を、人間の深淵を、激しく、そして純粋に追及し続け、センセーショナルな話題にまみれた比類なきイタリアの知と行動の人ピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975)。生誕100年を迎えた本年、その軌跡を未体験世代に!


■チケット料金
【日時指定/整理番号付き自由席券】
一般:1,300円、学生・障がい者・友の会:800円
※学生、障がい者、友の会の方は、入場時に証明ができるものをご提示ください。

■チケットぴあ 購入方法
(10/22 朝10時よりチケットぴあ[Pコード:552-550]にて販売開始)
購入は以下2つの方法がございます。
方法①インターネット購入(こちらからチケット購入ください)
※チケットは会場では発券できません。必ずセブンイレブンかファミリーマートで発券のうえご来場ください。
方法②セブンイレブンで直接購入
※会場でのチケット販売(当日券)はありません。ご注意ください。

※開場時間は上映時間の15分前
★=ゲスト来場


11月19日(土)
12:00〜
【PFFアワード2022】Aプログラム

1.『ポラン』

『ポラン』

74分/監督:中村洸太★

誰かの大切な居場所。 ある古本屋の話

2.『the Memory Lane』

『the Memory Lane』

25分/監督:宇治田 峻★

*審査員特別賞
映像も街も廃校舎も。世界は大きな遊び場だ

15:30〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『デカメロン』 原題:Il Decameron

『デカメロン』

1971年イタリア(カラー・112分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

18:00〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『カンタベリー物語』 原題:I racconti di Canterbury

『カンタベリー物語』

1972年イタリア(カラー・111分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

11月20日(日)
11:00〜
【PFFアワード2022】Bプログラム

1.『水槽』

『水槽』

51分/監督:中里有希

*エンタテインメント賞(ホリプロ賞)
雪景に煌めく ガール・ミーツ・ボーイ

2.『暮れる』

『暮れる』

52分/監督:竹田優哉★

ただ「在る」ことの 豊かさを映す珠玉の52分

14:15〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『アラビアンナイト』 原題:Il fiore delle mille e una notte

『アラビアンナイト』

1974年イタリア(カラー・131分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

17:30〜
【PFFアワード2022】Cプログラム

1.『アクト』

『アクト』

78分/監督:田中夢★

私はどう生きる?切実なセルフ・ドキュメンタリー

2.『幽霊がいる家』

『幽霊がいる家』

12分/監督:南香好★

*審査員特別賞
「幽霊」と「映画」の驚くべき邂逅

11月22日(火)
13:00〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『大きな鳥と小さな鳥』 原題:Uccellacci e uccellini

『大きな鳥と小さな鳥』

1966年イタリア(モノクロ・86分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

15:15〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『アポロンの地獄』 原題:Edipo Re

『アポロンの地獄』

1967年イタリア(カラー・104分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

18:00〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『豚小屋』 原題:Porcile

『豚小屋』

1969年イタリア(カラー・99分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

11月23日(水・祝)
11:00〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『奇跡の丘』 原題:IT VANGELO SECONDO MATTEO

『奇跡の丘』

1964年イタリア(モノクロ・137分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

14:30〜
【青山真治監督特集】

『私立探偵濱マイク 名前のない森』★

『私立探偵濱マイク 名前のない森』
写真提供:読売テレビ

2002年日本(カラー・71分・映画版ロングバージョン)
監督:青山真治/出演:永瀬正敏、鈴木京香、大塚寧々
上映後トークあり。ゲスト:仙頭武則(プロデューサー)

17:30〜
【青山真治監督特集】

1.『路地へ 中上健次の残したフィルム』

『路地へ 中上健次の残したフィルム』
© スローラーナー/brandish

2001年(カラー・64分)/監督:青山真治

2.『赤ずきん』★

『赤ずきん』
© Naoko Tamura

2008年日本(カラー・35分)/監督:青山真治

上映後トークあり。ゲスト:田村尚子(写真家)

11月24日(木)
13:00〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『愛の集会』 原題:Comizi d’amore

『愛の集会』

1964年イタリア(モノクロ・93分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

15:30〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『マンマ・ローマ』 原題:Mamma Roma

『マンマ・ローマ』

1962年イタリア(モノクロ・106分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

18:00〜
【PFFアワード2022】Dプログラム

1.『石川君、行け!!』

『石川君、行け!!』

80分/監督:高階匠★

変なテンポが癖になる! 正真正銘のエンタメ作品

2.『バンド』

『バンド』

28分/監督:河村 陸

想像した未来を捨てて向かう、 青春の終わり

11月25日(金)
12:00〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『ロゴパグ』 原題:Ro.Go.Pa.G.

『ロゴパグ』

1963年イタリア、フランス(モノクロ・122分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

15:00〜
【清原惟監督最新作プレミア上映】

『わたしたちの家』

『わたしたちの家』

2017年日本(カラー・80分)/監督:清原 惟/
出演:河西和香、安野由記子、大沢まりを

18:00〜
【スペシャルプログラム】★

『ザ・ビッグ・ビート: ファッツ・ドミノとロックンロールの誕生』

『ザ・ビッグ・ビート: ファッツ・ドミノとロックンロールの誕生』

2016年アメリカ(カラー・90分)/監督:ジョー・ローロ


上映後トークあり。
ゲスト:ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

11月26日(土)
11:00〜
【PFFアワード2022】Eプログラム

1.『スケアリーフレンド』

『スケアリーフレンド』

76分/監督:峰尾宝・髙橋直広★

*準グランプリ*観客賞
「つくる」ことのエネルギーに 満ち溢れた力作

2.『Lock Up and Down』

『Lock Up and Down』

34分/監督:Minami

回復へ向かう眼差しの アンビエント映画

14:30〜
【ようこそ、はじめてのパゾリーニ 体験へ】

『アッカトーネ』 原題:Accattone

『アッカトーネ』

1961年イタリア(モノクロ・117分)/
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

17:30〜
【PFFアワード2022】Fプログラム

1.『瀉血』

『瀉血』

86分/監督:金子優太★

*映画ファン賞(ぴあニスト賞)
少年を苦しめるのは 家族の“血”か。衝撃の復讐劇!

2.『MAHOROBA』

『MAHOROBA』

14分/監督:鈴木竜也★

*審査員特別賞
苦しい時代、想像力と創造力で辿り着く理想郷

11月27日(日)
11:00〜
【PFFアワード2022】Gプログラム

1.『ふちしすこ』

『ふちしすこ』

69分/監督:亀井史興★

東京ひとり暮らし。 思い出す家族のこと。

2.『最も無害で、あまりにも攻撃的』

『最も無害で、あまりにも攻撃的』

40分/監督:中田江玲

瑞々しく映した マイノリティの抵抗の物語

14:30〜
【PFFアワード2022】Hプログラム

1.『J005311』

『J005311』

93分/監督:河野宏紀★

*グランプリ
正反対の男二人の静かなる衝突が生む奇跡!

2.『彼は誰時(かわたれどき)』

『彼は誰時(かわたれどき)』

15分/監督:谷本桃子★

母のカメラと娘の編集が、亡き父との関係を捉え直す

17:30〜
【清原惟監督最新作プレミア上映】

『すべての夜を思いだす』

『すべての夜を思いだす』
© PFFパートナーズ=ぴあ、
ホリプロ、日活/一般社団法人
PFF

2022年日本(カラー・116分)/監督・脚本:清原惟/
出演:兵藤公美、大場みなみ、見上愛