お客様各位 (2021.1.15更新)

京都文化博物館フィルムシアターでの映画ご鑑賞に際しまして、緊急事態宣言が発令されたことを受け、下記のご協力をお願いいたします。(2021.1.19以降の上映に適用します)

●感染防止のための入場方法、上映形態の変更

  • 当面の間、各日13:30〜の1回上映になります
  • 密集・密接回避のため、席を間引き、シアターの定員を78名とします。
  • ※列の通路側にお座りお客様は、中央側のお客様が通路に出る際には、お互いの接触を避けるため、ご起立いただく等接触機会の減少に、ご協力をお願いします。

  • 必ずマスクをご着用ください。(ご協力いただけない場合、入場をお断りいたします)
  • 上映開始後の途中入場、立見は不可になります。
  • 皆様がなるべく扉やドアノブに直接触る必要が無いように、また、密閉回避のための換気の促進も含めフィルムシアターの扉の一部を解放して上映を行います。

●密集・密接、飛沫感染を避けるためのお願い

  • 入退場に、密集しないよう前後のお客様と充分(最小1mできるだけ2mを目安に)距離をおとりください。
  • 身体の不自由な方、お年を召した方の着席等につきましては、お互いにご配慮、ゆずり合いをお願いします。
  • 飛沫感染を避けるため、展示場内・シアター内での会話をできる限りお控えいただき、咳エチケット等に充分ご配慮ください。
  • シアター入場時には入口に設置の消毒液で手指をご消毒ください。

※上記の対策は、状況に応じて予告なく変更されることがあります

 昭和初期、東亜キネマでの映画時代を経て松竹家庭劇(後の松竹新喜劇)に転向し、その看板女優となった浪花千栄子(1908~1973)。戦後、ラジオ番組で再び人気に火が付き、映画界でも関西弁を駆使した役で重宝されました。日本映画黄金期に圧倒的な演技力で喜劇作品だけではなく、娯楽映画から日本映画の巨匠たちによる文芸大作まで助演女優として支えた彼女の仕事を振り返ります。

1月19日(火)13:30~、22日(金)13:30~

『近松物語』

『近松物語』

1954年大映京都作品(モノクロ・102分)/監督:溝口健二/出演:長谷川一夫、香川京子、進藤英太郎、浪花千栄子

1月20日(水)13:30~、23日(土)13:30~

『お父さんはお人好し』

『お父さんはお人好し』

1955年大映京都(モノクロ・85分)/監督:斎藤寅次郎/出演:花菱アチャコ、浪花千栄子、堺駿二

1月21日(木)13:30~、24日(日)13:30~

『夫婦善哉』

『夫婦善哉』

1955年東宝(モノクロ・121分)/監督:豊田四郎/出演:森繁久彌、淡島千景、司葉子、浪花千栄子

1月26日(火)13:30~、29日(金)13:30~

『猫と庄造と二人のをんな』

『猫と庄造と二人のをんな』

1956年東京映画=東宝作品(モノクロ・135分)/監督:豊田四郎/出演:森繁久彌、山田五十鈴、香川京子、浪花千栄子

1月27日(水)13:30~、30日(土)13:30~

『蜘蛛巣城』

『蜘蛛巣城』

1957年東宝作品(モノクロ・109分)/監督:黒澤明/出演:三船敏郎、山田五十鈴、志村喬、浪花千栄子

1月28日(木)13:30~、31日(日)13:30~

『大阪物語』

『大阪物語』

1957年大映京都(モノクロ・96分)/監督:吉村公三郎/出演:中村鴈冶郎、市川雷蔵、香川京子、浪花千栄子

2月2日(火)13:30~、4日(木)13:30~

『彼岸花』

『彼岸花』

1958年松竹大船(カラー・118分)/監督:小津安二郎/出演:佐分利信、田中絹代、有馬稲子、浪花千栄子

2月3日(水)13:30~、5日(金)13:30~

『悪名』

『悪名』

1961年大映京都(カラー・94分)/監督:田中徳三/出演:勝新太郎、田宮二郎、中村玉緒、浪花千栄子