主催:公益財団法人大学コンソーシアム京都

京都国際学生映画祭は、京都を中心とする関西圏の大学生が主体となり、企画・運営を行う日本最大の国際学生映画祭です。今回のコンペティションでは世界中から277作品の応募があり、その中から学生実行委員会が厳選した16作品を上映します!

基本情報

2020年2月21日(金)〜2月23日(日)

一般:1DAYパス:1,500円、ALL DAYパス:3,000円
学生(高校生以上):1DAYパス:1,000円、ALL DAYパス:2,000円
博物館友の会:A・B・C・Dプログラムは無料。特別企画2作品『ギャングよ 向こうは晴れているか』、『嵐電』のみ各 1,000円
*1DAYパスで、当日のプログラムをすべてご鑑賞いただけます
*学生(高校生以上)の方は学生証をご提示下さい。中学生以下無料
*入替制・全席自由

● 本年の入賞作品や上映プログラムの詳細につきましては第22回京都国際学生映画祭の公式サイトをご確認ください。 http://www.kisfvf.com/

タイムテーブル

2月21日10:00
開場
開会式
(10:30〜)
プログラムA
(10:50〜13:15)
プログラムB
(13:25〜15:25)
プログラムC
(15:35〜17:35)
プログラムD
(17:45〜19:35)
2月22日プログラムB
(10:30〜12:30)
プログラムC
(12:45〜14:45)
特別企画1
(15:00〜16:00)
プログラムA
(16:15〜18:40)
2月23日プログラムD
(10:30〜12:20)
特別企画2
(12:45〜15:10)
授賞式
受賞作品上映
(15:40〜17:40)

プログラム

プログラムA

2月21日(金)10:50〜、22日(土)16:15〜 ※各日上映後にトーク(15分~20分)

『The Shepherd』監督:Brwa Vahabpour(ノルウェー/2018/17分)

『The Shepherd』

ノルウェーに難民として逃れてきたクルド人一家。親族の結婚式に向かう道中、野生の鹿を轢いてしまう。一面真っ白の雪景色の中で複雑に交差する家族の想いと葛藤が浮かび上がってくる。

『リベンジ!』監督:河谷忍(日本/2019/74分)

『リベンジ!』

廃業寸前の私立探偵キリシマの元へ、1人の女性がやって来る。依頼は簡単に解決するはずだった。予想外の出来事に巻き込まれながら、彼が果たしたリベンジとは。

『AFTER THE RAIN』監督:Valérian DESTERNE 他(フランス/2018/8分/アニメーション)

『AFTER YHE RAIN』

一匹の犬が羊の毛を刈って雲を作る羊飼いの老人と暮らしている。そんな不思議な世界で、ある日老人が羊の毛を刈れなくなったことで、空から雲がなくなってしまう…

『TILL THE END OF THE WORLD』監督:Florence Bouvy(オランダ/2018/27分)

『TILL THE END OF THE WORLD』

大好きな父親との夢のような時間は、突然変わってしまった。もう自分を見てくれない父親。少女は自分自身を奮い立たせる。父親へもう一度愛を求める少女の物語。

プログラムB

2月21日(金)13:25〜、22日(土)10:30〜 ※各日上映後にトーク(15分~20分)

『TERROR』監督:Yonatan Shehoah(イスラエル/2018/16分)

『PIGUA』

テロリストによる攻撃で負傷し、PTSDに苦しむイスラエル人青年ダン。ある日彼は人手不足のためアラブ人が従事する精肉売り場へ借り出されることに。テロに対する不安や恐怖がさらなる恐怖を引き起こす。

『No Gravity』監督:Charline Parisot 他(フランス/2018/8分/アニメーション)

『No Gravity』

地球に帰還した職なしの宇宙飛行士は様々な仕事に挑戦するがことごとく失敗する。無重力の世界に慣れた宇宙飛行士は地球での生活に適応できるのだろうか…

『中村屋酒店の兄弟』監督:白磯大知(日本/2019/45分)

『中村屋酒店の兄弟』

東京で暮らす和馬は、兄・弘文の営む実家の酒店に帰ってきた。ふと感じるぎこちなさは兄が変わったからなのか、それとも…。日常で変わってゆくものと変わらないものを丁寧に描いた作品。

『Just in Time』監督:Colin Huang(台湾/2019/29分)

『Just in Time』

自宅で働いている作家のアンディ。ある日彼の自宅トイレに少女が現れた。未来から来たと言うその少女はアンディに助けを求めた。少女の名は、ポメグラネイト。

プログラムC

2月21日(金)15:35〜、22日(土)12:45〜 ※各日上映後にトーク(15分~20分)

『The Stained Club』監督:Mélanie Lopez 他(フランス/2018/7分/アニメーション)

『The Stained Club』

体にあざがある男の子フィン。あざにコンプレックスを感じることなく生活していたが、友達が自らのあざを隠す姿を見る。その夜、フィンはあざについて母親に尋ねてみるが…

『She – Pack』監督:Fanny Ovesen(ノルウェー/2018/18分)

『She - Pack』

細くて可愛い女の子たちの中で思うように生きる一人の女の子。しかし次第に周りの子も思うがままに動き始める。そして彼女たちはどんどんエスカレートしていき…

『羊と蜜柑と日曜日』監督:竹中貞人(日本/2019/49分)

『羊と蜜柑と日曜日』

1人寂しく暮らす玉枝の元に訪れた、亡き夫の記憶を持つという少女さくら。夫との逆さ富士を見るという約束を果たすため、奇妙な2人による短くて長い旅が始まる…

『Untamed』監督:François et Vincent Lluelles(フランス/2018/25分)

『Untamed』

地元で古くから農家を営む親子。しかし彼らの土地はアミューズメントパーク設立事業で買収されることになった。土地を守りたい親子と行政が対立を続け、衝撃のラストを迎える。

プログラムD

2月21日(金)17:45〜、23日(日)10:30〜 ※各日上映後にトーク(15分~20分)

『ひとひら』監督:吉田奈津美、町田梨華(日本/2018/30分)

『ひとひら』

いずみと陽一、幼馴染のふたりには、誰にも言えない秘密の遊びがあった。 中学三年生の秋、ふたりはコスモス畑を探す旅に出る。 はたして何も失わず、「きれいなまま」で大人になることは可能なのだろうか。 「女になりたくない女の子」いずみのお話。

『One Way Ticket』監督:LEUNG Wing Ho(香港/2018/28分)

『One Way Ticket』

バス会社に勤めるファンは、真面目に働きながら陰で粉ミルクを密輸してお金を稼いでいた。ある日、仕事中に怪我をしたファンは同僚に自分のポジションを取られてしまう…

『捨てられた種』監督:呂逸飛(中国、日本/2019/5分/アニメーション)

『捨てられた種』

さびついた鋼鉄の町に住む少年は珍しい種を教室から持ち出した。少年が面倒をみることで種は徐々に成長したが、町の環境はどんどん悪くなってゆき…

『Kippah』監督:Lukas Nathrath(ドイツ/2019/25分)

『Kippah』

引っ越してきたばかりのオスカーは友達と楽しく暮らしていた。そんな中、授業中にオスカーがユダヤ教徒であることが明らかになった。彼と家族、その友達がとった行動とは…

特別企画① 瀬々敬久ぜぜたかひさ監督特集上映

2月22日(土)15:00〜

上映後トークショー|ゲスト:瀬々敬久(映画監督)

『ギャングよ 向うは晴れているか』監督:瀬々敬久(1985年/28分)

『ギャングよ 向うは晴れているか』

瀬々監督が京都大学在学中に製作した16ミリの自主映画。東京で事件を起こし逃げてきた中年ヤクザ、右翼少年、母親の原風景である一面が菜の花の河原を探している少女の逃避行を描く。

特別企画② 鈴木卓爾監督特集上映

2月23日(日)12:45〜

上映後トークショー|ゲスト:鈴木卓爾(映画監督、俳優)、大西礼芳おおにしあやか(女優)

『嵐電』監督:鈴木卓爾(2019年/114分)

『嵐電』©Migrant Birds/Omuro/Kyoto Univercity of Art and Design

市街電車「嵐電」が走る京都で、三組の男女が繰り広げる、恋愛と幻想の怪奇譚。