過去の上映アーカイブ
文化庁委託事業 ndjc若手映画作家育成プロジェクト 2019年度合評上映会
■ 会 期:
2020年2月12日(水)
■ 会 場:3F フィルムシアター
日本映画の振興の一環として文化庁よりVIPOが委託を受け2006年よりスタートしてプロジェクト。優れた若手映画作家を対象に、本格的な映像製作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するための製作実地研修を実施。時代を担う長編映画作家の発掘と育成を目指しています。2006年から今年度まで、合計70名の若手映画作家が、このプロジェクトに参加して最終課題である短編映画を完成させました。
日本映画テレビ技術協会京都支部「受賞作品を見る会」
■ 会 期:
2020年2月14日(金)
■ 会 場:3F フィルムシアター
映画テレビ技術協会京都支部では毎年「受賞作品を見る会」を開催しております。今回は、2019年度映画テレビ技術協会映像技術賞・編集部門賞を受賞した映画『泣き虫しょったんの奇跡』の作品上映を行います。
第22回京都国際学生映画祭
■ 会 期:
2020年2月21日(金) - 2020年2月23日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
京都国際学生映画祭は、京都を中心とする関西圏の大学生が主体となり、企画・運営を行う日本最大の国際学生映画祭です。今回のコンペティションでは世界中から277作品の応募があり、その中から学生実行委員会が厳選した16作品を上映します!
新春 映画歌合戦
■ 会 期:
2020年1月4日(土) - 2020年2月3日(月)
■ 会 場:3F フィルムシアター
京都府のフィルムコレクションより、唄や音楽が演出のポイントとして効果的に用いられた時代劇・現代劇の13作品を選んで上映します。
第11回 京都ヒストリカ国際映画祭
■ 会 期:
2019年10月26日(土) - 2019年11月4日(月)
■ 会 場:3F フィルムシアター
今年のヒストリカでは、映画の物語に魔法をかける人たちを紹介します。サイレント映画に声を与えたカツベン!たち。朝ドラに描かれた時代-日本のアニメーションの「なつぞら」時代を駆け抜けたアニメーターたち。動画に血肉を滴らせジャンルを切り拓いた時代劇職人たち。そして、切実な祈りと応援を集める京都アニメーションの圧倒的な仕事ぶり。彼らの魔法は人を力づけることが出来るものだから。
第25回京都国際子ども映画祭
the 25th KYOTO INTERNATIONAL CHILDREN’S FILM FESTIVAL
■ 会 期:
2019年8月1日(木) - 2019年8月4日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
今年の夏は映画に浸る4日間!
ベルリン国際映画祭のジェネレーション部門(4歳以上対象)で上映された映画など、世界中から「子どもが主人公の作品」を集めて上映します。海外作品はほとんどが日本初上映!「子どもスタッフ」が司会進行や運営を行い、「子ども審査員」がグランプリを決定します。また国内外から監督や出演者を招き、インタビュー・ワークショップなどで「子どもたち」と交流します。吹き替えを行うのは、公募で集まったメンバー20名。プロから発声やセリフ回しを学び、ワークショップを経て、当日「生」で吹き替えを披露します。25回を記念してイラストレーター多田玲子さんと子どもスタッフのコラボによる記念グッズの販売もあります!
ベルリン国際映画祭のジェネレーション部門(4歳以上対象)で上映された映画など、世界中から「子どもが主人公の作品」を集めて上映します。海外作品はほとんどが日本初上映!「子どもスタッフ」が司会進行や運営を行い、「子ども審査員」がグランプリを決定します。また国内外から監督や出演者を招き、インタビュー・ワークショップなどで「子どもたち」と交流します。吹き替えを行うのは、公募で集まったメンバー20名。プロから発声やセリフ回しを学び、ワークショップを経て、当日「生」で吹き替えを披露します。25回を記念してイラストレーター多田玲子さんと子どもスタッフのコラボによる記念グッズの販売もあります!
EUフィルムデーズ2019 –映画で旅するヨーロッパ
■ 会 期:
2019年6月7日(金) - 2019年6月30日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が提供する作品を一堂に上映する、ユニークな映画祭で、上映される作品はヨーロッパの映画製作者の幅広い才能を披露するとともに、EUが重視する文化的多様性を、さまざまな表現で映し出しています。17年目となる本年、京都会場では21のEU加盟国から25作品を紹介します。
没後50年 映画監督・成瀬巳喜男の世界
■ 会 期:
2019年5月1日(水) - 2019年6月6日(木)
■ 会 場:3F フィルムシアター
日本映画の巨匠・成瀬巳喜男監督(1905〜1969)の没後50年を記念して、京都府所蔵作品から14作品を選んで上映します。
映画が伝える、名もなく、貧しく、そして美しい生活
■ 会 期:
2019年4月2日(火) - 2019年4月30日(火)
■ 会 場:3F フィルムシアター
夢や希望をもって新しい生活を始める方も多い4月。豊かな生活のイメージは人それぞれかと思います。今回の特集では、経済的な豊かさとは違った、誇りや生きがいのある生活を描いた映画作品を特集上映します。
【明治150年京都創生】幕末から明治へ – 映画にみる創生の明治への道
■ 会 期:
2019年3月1日(金) - 2019年3月31日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
明治という新しい創生の時代=近代への道は一朝一夕にできたものではなく、抑圧や因習からの解放を願う民意と、経済・産業や外交・外圧という外的な社会情勢の変化が大きな潮流をつくり、創生の近代に繋がった。今回の特集では、幕末から明治にかけての政治・経済・外交の流れや、民衆の意識・生活の変容の流れを描いた作品を集めて、新しい始まりとしての近代への胎動と鼓動を感得していただきます。
日本映画テレビ技術協会京都支部「受賞作品を見る会」
■ 会 期:
2019年2月22日(金)
■ 会 場:3F フィルムシアター
日本映画テレビ技術協会京都支部では毎年「受賞作品を見る会」を開催しております。今回は、2017年度に映像技術賞 照明・撮影部門を受賞した『関ヶ原』の上映を行います。
文化庁委託事業 若手映画作家育成プロジェクト 2018年度合評上映会
■ 会 期:
2019年2月13日(水)
■ 会 場:3F フィルムシアター
日本映画の振興の一環として文化庁よりVIPOが委託を受け 2006年度よりスタートしたプロジェクト。優れた若手映画作家を対象に、本格的な映像制作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するための製作実地研修を実施。次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目指しています。2006年度から今年度まで、合計67名の若手映画作家が、このプロジェクトに参加して最終課題である短編映画を完成させました。
没後三十年記念特集: 作曲家・芥川也寸志の映画音楽世界
■ 会 期:
2019年2月1日(金) - 2019年2月28日(木)
■ 会 場:3F フィルムシアター
芥川也寸志(1925〜89)は小説家・芥川龍之介の三男として生まれ、戦後日本の音楽界に大きな足跡を遺した作曲家です。映画音楽にも精力的に取り組み、五所平之助、豊田四郎、市川崑、野村芳太郎といった名匠たちとともに約100作品を手がけました。昭和を駆け抜けたこの作曲家の没後30年を記念して、その多彩な映画音楽世界を特集します。
京都府伝統産業記録映画特集−京の匠を記録する
■ 会 期:
2019年1月4日(金) - 2019年1月10日(木)
■ 会 場:3F フィルムシアター
京都に息づく匠の技を記録した映画の中から、京都府が伝統産業・文化を記録した映画作品を特集上映する。
食べてる映画−映画での食の役割
■ 会 期:
2019年1月11日(金) - 2019年1月31日(木)
■ 会 場:3F フィルムシアター
人の暮らしの基本である衣食住。とりわけ食は直接生きることと関わるもので、映画の中でも様々な使われ方をしている。今回の特集では京都府所蔵作品の中から食が印象的に使われている9作品を選んで上映する。
【明治150年京都創生】京都文化博物館30周年記念事業 映画にみる明治
■ 会 期:
2018年12月4日(火) - 2018年12月27日(木)
■ 会 場:3F フィルムシアター
この京都の映画文化の保存継承を担ってきた京都文化博物館は今年開館30周年を迎えます。映画文化が華ひらいた明治文化を映画で楽しんでもらうため、京都で製作された作品を中心に21作品を選び「映画にみる明治」を開催いたします。明治期に撮影された映画から、明治の事件等社会状況を描いた映画、そして明治期の風俗・芸術・文芸などの独特の文化が背景になった映画等々、スクリーンに蘇る明治文化をご堪能ください。
ヴェネツィア国際映画祭が選んだ京都映画 − 講演と上映
■ 会 期:
2018年4月27日(金) - 2018年4月30日(月)
■ 会 場:3階 フィルムシアター
1932年に始まったヴェネツィア国際映画祭と日本映画の関係は、戦前、第6回の『五人の斥候兵』の受賞に始まり、戦後、GHQ占領から主権回復と軌を一にした『羅生門』の受賞、そして、溝口監督作品の3年連続受賞、近年は北野武監督の発掘、宮崎駿監督の栄誉金獅子賞と、常に豊かな交流を保ってきた。ヴェネツィア国際映画祭のディレクターであるアルベルト・バルベーラ氏をお迎えし、同氏の講演会と同祭での京都映画の受賞作品を特集上映します。
映画フィルムってどんなモノ? − 映画フィルム現像・焼付体験ワークショップ −
■ 会 期:
2018年3月24日(土)
■ 会 場:別館2階講義室
100年前の映画フィルムの現像・焼き付け過程を体験するワークショップ。昔の手廻しカメラのクランク体験から、白黒フィルム、手現像、そして焼き付けられたフィルムを手回し映写機で自分で映写してみることを通して映画、フィルムの原理を体験します。
EUフィルムデーズ2017 映画で旅するヨーロッパ
■ 会 期:
2017年6月3日(土) - 2017年6月25日(日)
■ 会 場:3階フィルムシアター
EU加盟国の多様な文化を日本で紹介するためのEU代表部が企画し、昨年に引き続き、東京国立近代美術館フィルムセンターと京都文化博物館で開催します。京都ではEU加盟国中の24カ国の映画作品26作品を集めて上映します。
【戦国時代展特別上映企画】戦国の夢追い人たち
■ 会 期:
2017年4月4日(火) - 2017年4月16日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
当館で開催の「戦国時代展」にあわせ、戦に夢を追う人、夢破れる人、戦で人の道を外れる人と取り戻す人、そして戦をユーモアで回避しようとする人まで、戦国乱世の人々の生き様を描いた作品を特集上映します。
【日本映画120年記念企画】 古典・名作映画ノススメ 2
■ 会 期:
2017年3月7日(火) - 2017年4月2日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
シネマトグラフがわが国に上陸し、京都電燈(旧・立誠小学校跡地)で試写されたのが1897年1月末の雪の降る夜でした。それから120年、大衆に愛された映画は文化・産業として確立し、多くの名作、秀作を生み出してきました。今回の特集では、京都府のフィルム・コレクションの中から、かつて日本のハリウッドと呼ばれた京都の作品を中心に、もう一度観直したい古典・名作、記念すべき100作品を選び特集します。3月は戦前期の古典・名作を上映します。
【日本映画120年記念企画】 古典・名作映画ノススメ 1
■ 会 期:
2017年2月7日(火) - 2017年3月5日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
シネマトグラフがわが国に上陸し、京都電燈(旧・立誠小学校跡地)で試写されたのが1897年1月末の雪の降る夜でした。それから120年、大衆に愛された映画は文化・産業として確立し、多くの名作、秀作を生み出してきました。
今回の特集では、京都府のフィルム・コレクションの中から、かつて日本のハリウッドと呼ばれた京都の作品を中心に、もう一度観直したい古典・名作、記念すべき100作品を選び特集します。2月は映画黎明期からトーキー初期の作品を上映。
【第19回京都国際学生映画祭 目前祭】 「格差」を捉えた学生映画
■ 会 期:
2016年11月19日(土)
■ 会 場:3Fフィルムシアター
前回(第18回京都国際学生映画祭)の作品より、学生の視点で格差を描いた日本とドイツの2作品を選び上映。上映後、山元環監督のトークで学生映画に現れる社会性について考える。
第8回 京都ヒストリカ国際映画祭
■ 会 期:
2016年11月2日(水) - 2016年11月13日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
阪東妻三郎が太秦の地に撮影所を開いて以来90年、積み上げられた時代劇=歴史映画の資産は莫大なものです。しかし、いささかカビくさい。内容がマンネリ化し年配向けだったイメージを超え、現在の“歴史エンターテイメント”としてアップデートする視点を、創り手と観客が共有する場が、京都ヒストリカ国際映画祭です。
テロ・難民・英国のEU離脱・トランプ旋風。地域や民族のアイデンティティーを求める内向きの力が世界に頻出するなか、歴史映画も内向きと外向きに二極化しています。グローバル化の是非はともかく、映画にあっては内向きほどダメなものはありません。時代劇が全盛期から力を失っていったのも内向きが過ぎた故かもしれません。
私たちは歴史映画の持つパワーを信じています。決して歴史に閉じこもることなく、感動と驚きを運ぶ奔流のような歴史映画を。日常とまるっきりかけ離れた舞台での物語に没入し、感動してしまう不思議さ。そのマジックを存分に愉しんで下さい。
第22回京都国際子ども映画祭
■ 会 期:
2016年8月4日(木) - 2016年8月7日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
1977年、子どもたちの希望で始まったベルリン国際映画祭子ども映画部門には、子ども審査員がいます。この京都国際子ども映画祭でも、公募の子ども審査員(小学4年生~中学3年生)が映画祭当日に全作品を鑑賞、意見を出し合って、最終日にグランプリ作品を選出します。また、子どもスタッフが運営に参加しているのもこの映画祭の特徴です。映画を通して、世界の子どもの暮らし、悩みや楽しみ、それぞれの国の文化や歴史を知る機会になるでしょう。
8月6日(土) 7日(日)には、別館で、映画の原理や歴史、各国の紹介展示、特別上映、動く絵のおもちゃ作りや簡単なアニメーション作り、絵本の展示と読書コーナーなど、色々な事を体験できます。 夏休みの4日間、家族と、お孫さんと、お友達と、みんなで参加して、楽しんで下さい!
8月6日(土) 7日(日)には、別館で、映画の原理や歴史、各国の紹介展示、特別上映、動く絵のおもちゃ作りや簡単なアニメーション作り、絵本の展示と読書コーナーなど、色々な事を体験できます。 夏休みの4日間、家族と、お孫さんと、お友達と、みんなで参加して、楽しんで下さい!
映画日本百景【東京の変遷】
■ 会 期:
2016年8月10日(水) - 2016年9月1日(木)
■ 会 場:3F フィルムシアター
人のドラマを描く映画、人の思いや人間関係が描かれるが、その舞台になった地方の自然、風土、そこに暮らす人々の文化が背景として描き込まれ、モチーフにまで使われている。今回の特集では戦争を挟んだ東京の変遷が映る映画を選び特集上映する。
EUフィルムデーズ2016 映画で旅するヨーロッパ
■ 会 期:
2016年6月25日(土) - 2016年7月15日(金)
■ 会 場:3F フィルムシアター
EU加盟国の多様な文化を日本で紹介するためのEU代表部が企画し、東京国立近代美術館フィルムセンターと京都文化博物館で開催されます。京都文化博物館では、EU加盟国中の24カ国の映画作品27 作品を上映します。
【生誕100年記念】木下忠司映画音楽の世界
■ 会 期:
2016年5月1日(日) - 2016年6月24日(金)
■ 会 場:3F フィルムシアター
映画音楽家・木下忠司(1916〜)は、武蔵野音楽学校で学んだのち応召、敗戦後に兄である木下恵介の薦めで松竹に入社し、以降、文芸作品から娯楽映画、そして時代劇まで、幅広く映画音楽を手がけてきました。生誕100年を記念して京都府所蔵フィルムから、木下忠司が音楽を手がけた映画作品、出演作品含め28作品を選んで特集上映します。
映画日本百景【関東甲信越編】
■ 会 期:
2016年4月1日(金) - 2016年4月30日(土)
■ 会 場:3F フィルムシアター
人のドラマを描く映画、人の思いや人間関係が描かれるが、その舞台になった地方の自然、風土、そこに暮らす人々の文化が背景として描き込まれ、モチーフにまで使われている。今回の特集では関東甲信越編(東京・横浜除く)を舞台にした映画を選び特集上映する。
ぶんぱく青春映画祭 − ヨリ道ノススメ5
「無頼漢でいこう!昭和泰平の影−ハードボイルド映画特集」
■ 会 期:
2016年3月8日(火) - 2016年3月31日(木)
■ 会 場:3F フィルムシアター
人生いろいろ、生き方も十人十色。熱い涙、冷たい涙、静かな愛、大きな愛、劣情、嫉妬、思いやり・・・映画ではさまざまな生き様、人生が描かれます。学生時代に観た映画で人生観が変わった人も多いのではないでしょうか。いろいろな生き方があって良い、日常につい忘れがちな自由への扉を、映画が簡単に開けてくれることもあります。未来への無垢な希望を持っている子どもたち、青春真っ只中で悶々とした日々を送っている学生さん、そして、日常に埋もれて下を向く癖がついてしまった、かつての若者達、青春映画の世界に寄り道してみては如何ですか?。5回目にあたる今年は、「無頼漢でいこう!昭和泰平の影−ハードボイルド映画特集」として、高度成長後、職種を問わねば食える時代になった1960年代から飽食のバブル期に花ひらいた昭和元禄のハードボイルド映画を、萩原健一、原田芳雄、松田優作作品を中心に特集します。
胸像建立50周年記念特別上映
目玉の松ちゃん 尾上松之助の功績
■ 会 期:
2016年3月1日(火) - 2016年3月6日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
日本で最初の映画スター、尾上松之助(1875-1926)は、映画界だけでなく、社会福祉事業にも大きな功績を残している。特に、大正14年に京都市南区に建設された住宅20戸は、低所得者を対象とした住居で、そこから立派な人が輩出されるよう、いつしか「出世長屋」と呼ばれるようになった。そのほか、学校への寄付等も積極的に行っており、京都府は昭和41年に下鴨神社南の葵公園内に松之助の胸像を建て、その功績を讃えた。今年、胸像建立50年を記念して、当館では尾上松之助の出演作品および、葬儀の実況の記録映画を上映し、目玉の松ちゃんの功績を振り返る。
映画のまち太秦90年-その青春期の映画たち
■ 会 期:
2016年2月2日(火) - 2016年2月28日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
京都の撮影スタジオは、1910年の二条城撮影所に始まり、法華堂、大将軍、等持院、御室と、産業の拡大に伴い、用地を求めて西に移ってきた。そして1926年5月、俳優阪東妻三郎が太秦の地にスタジオを開設。以降、日活、片岡千恵蔵プロダクション、JOスタジオ、第一映画、嵐寛寿郎プロ、そして松竹と、太秦の地に映画スタジオが集まり、京都は日本のハリウッドと呼ばれるようになっていく。今回の特集では、太秦にスタジオ群が形成され第一期黄金期である戦前・戦中期に至る時期に製作された作品を特集上映します。
映画日本百景【北海道〜青森編】
■ 会 期:
2015年12月8日(火) - 2015年12月27日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
人のドラマを描く映画、人の思いや人間関係が描かれるが、その舞台になった地方の自然、風土、そこに暮らす人々の文化が背景として描き込まれ、モチーフにまで使われている。今回の特集では北海道から青森を舞台にした映画を選び特集上映する。
京のわざ、日本のわざ‐フィルムで見る京の伝統工芸
■ 会 期:
2015年12月1日(火) - 2015年12月6日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
京都府では、京都に息づく匠の技を映画で記録してきた。今回の特集では、21世紀鷹峯フォーラムに協賛し、京都府伝統産業記録映画の中から1968年から81年までに記録された6作品を選び特集上映する。
第7回 京都ヒストリカ国際映画祭
■ 会 期:
2015年10月31日(土) - 2015年11月8日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
日本映画発祥の地・京都で「時代劇」をつくり続けてきた私たちが、「歴史劇」という大きなテーマで世界の映画をみていこうと立ち上げた京都ヒストリカ国際映画祭も、今年で7年目を迎えます。2015年は誰もが現在と歴史の関わりを意識せざるを得ない一年となりそうですが、歴史劇だからこそ描ける人間の強さや美しさ、真実があることにあらためて気づかされたように思います。映画祭で上映される映画は、どの作品も新鮮な驚きと感動を与えてくれるものであると自負しています。ぜひみなさん、映画で描かれた歴史劇の魅力を、存分にご堪能ください。そして、この映画祭を訪れる世界各国のみなさんとともに、自国の歴史や文化を語り合う国際交流の場となることを願っています。
食べる映画 - 映画での食の役割
■ 会 期:
2015年11月10日(火) - 2015年11月29日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
人の暮らしの基本である衣食住。とりわけ食は直接生きることと関わるもので、映画の中でも様々な使われ方をしている。今回の特集では京都府所蔵作品の中から食が印象的に使われている9作品を選んで上映する。
第5回日本学生映画祭 in 京都
■ 会 期:
2015年11月15日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
日本の3大学生映画祭である、京都国際学生映画祭、東京学生映画祭、TOHOシネマズ学生映画祭それぞれのグランプリ等受賞作を上映。
共催:京都国際学生映画祭実行委員会
共催:京都国際学生映画祭実行委員会
【第7回京都ヒストリカ国際映画祭協賛企画】
時代劇映画とテレビ時代劇の良い関係
■ 会 期:
2015年10月20日(火) - 2015年10月30日(金)
■ 会 場:3F フィルムシアター
第7回京都ヒストリカ国際映画に協賛し、本祭でのテレビ時代劇の上映にあわせ、テレビドラマ化された映画作品を特集上映します。
【京まちなか☆音楽映画祭2015協賛企画】
歌えば楽しい時代劇 − 『鴛鴦歌合戦』
■ 会 期:
2015年10月29日(木)
■ 会 場:3F フィルムシアター
京都新京極を中心に開催される「京まちなか☆音楽映画祭2015」に協賛し、京都府所蔵作品の中から音楽と唄が映画の中で重要な意味を担っている作品を上映します。
脚本家・依田義賢の世界
■ 会 期:
2015年9月8日(火) - 2015年10月18日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
京都木屋町で生まれ、京都を拠点にして活躍し、140作品以上のシナリオを手がけた依田義賢(1909~1991)。『浪華悲歌』以来、20年近くに渡って溝口健二作品の脚本を担当し、その全盛期を支えた。「溝口あっての依田」とされる一方、「依田あっての溝口」とも評価される。一方、伊藤大輔、内田吐夢、今井正ら巨匠の作品から娯楽映画や左翼系映画にまで幅広く最高品質の脚本を提供している。今回の特集では、映像学会関西支部での依田義賢回顧特集にあわせ、溝口以前からその後まで、幅広いジャンルで上質な脚本を練り上げた依田義賢の実績をふりかえる。
時代劇専門チャンネルが描く京都映画の歴史
『天才脚本家 梶原金八』と『チャンバラが消えた日』
■ 会 期:
2015年7月14日(火) - 2015年8月2日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
時代劇を専門にCS放送する時代劇専門チャンネルでは、過去の作品を放送するだけではなく、オリジナル作品の制作にも取り組んでいる。その第一作は京都鳴滝組として活動していた山中貞雄をはじめとする8人の映画人を描いた『天才脚本家 梶原金八』。そして、第二作は、戦後、GHQによる指導・検閲で、チャンバラが禁止された時の京都の映画人を描いた『チャンバラが消えた日』。今回の企画では『チャンバラが消えた日』をプレミア上映すると同時に、鳴滝組が関わった作品、戦後、チャンバラを封じられた京都の映画人が製作した作品を上映する。
EUフィルムデーズ 2015 in 京都 −映画で旅するヨーロッパ
■ 会 期:
2015年7月1日(水) - 2015年7月12日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
「EUフィルムデーズ」は、欧州連合(EU)加盟国大使館・文化機関が提供する各国の作品を一堂に上映するユニークな映画祭です。上映される作品は、ヨーロッパの映画製作者の幅広い才能を披露するとともに、EUが重視する文化的多様性をさまざまな表現で映し出しており、まさに多様な魅力に富んだものとなっております。多くのみなさまのご来場をお待ちしております。
生誕100年記念 映画監督市川崑の世界
■ 会 期:
2015年5月1日(金) - 2015年5月31日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
市川崑(1915~2008)は、三重県伊勢市に生まれる。ディズニーのアニメーション映画に憧れ、京都のJ.Oスタジオの動画部門に入社。1936年、短編アニメ映画『新説カチカチ山』を発表。J.Oスタジオは東宝に吸収されるが、この頃から石田民三、伊丹万作などにつき実写映画に携わる。東宝京都撮影所閉鎖後は砧撮影所に移動。戦後の東宝争議の中で新東宝撮影所に転じ、1948年『花ひらく』で監督デビュー。以降、細部にわたる緻密な画面構成とダイナミックな映像表現で多くの名作を遺す。2008年2月肺炎のため死去。
ヨーロッパ企画Presents 第9回ショートショートムービーフェスティバル
■ 会 期:
2015年4月25日(土)
■ 会 場:3F フィルムシアター
SSMF(ショートショートムービーフェスティバル)は2005年にスタートした、ヨーロッパ企画が主催する映画祭。ヨーロッパ企画メンバーのみならず、多彩なジャンルのゲスト監督や一般応募の監督が作った作品を上映し、当日観に来ていただいたお客様と、ゲスト審査員の方の投票によってグランプリを決めます。
PARASOPHIAシネマプログラム
■ 会 期:
2015年4月5日(日) - 2015年4月19日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
「日本映画における東アジア」に焦点を当て、1960年代から近年までの日本映画を中心に11作品を上映。2-3作品を一緒に鑑賞してその表現、物語、背景などを比較してお楽しみください。
【ぶんぱく青春映画祭】 ヨリ道ノススメ4地域連携企画
■ 会 期:
2015年3月21日(土) - 2015年3月28日(土)
■ 会 場:立誠シネマ・京都みなみ会館
地元京都で映画を元気にかけている京都みなみ会館さん、立誠シネマさんと、それぞれの小屋の特質を活かした連携上映を開催します。
特集上映 働くことと生きること
■ 会 期:
2015年4月1日(水) - 2015年4月30日(木)
■ 会 場:3F フィルムシアター
4月から新生活がスタートする方も多いと思います。働くことは、生きるための収入を得ることでもあり、人の生きがいや自己実現とも不可分な関係にあります。今回の特集では、様々な側面から労働を描いた作品を上映します。
【PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015】 シネマプログラム
■ 会 期:
2015年3月10日(火) - 2015年3月15日(日)
■ 会 場:3F フィルムシアター
PARASOPHIA:
京都国際現代芸術祭2015では、メイン会場のひとつである京都府京都文化博物館フィルムシアターを会場に、会期中、下記の上映プログラムを行います。3月は、参加作家笠原恵実子の企画による満州映画などの上映、そのほかPARASOPHIA参加作家による映像作品など、約20作品の上映を予定しています。なお、上映期間中は、上映作品に関連するトークなどのイベントも予定。
【ぶんぱく青春映画祭】ヨリ道ノススメ4
■ 会 期:
2015年3月1日(日) - 2015年3月31日(火)
■ 会 場:3F フィルムシアター
人生いろいろ、生き方も十人十色。熱い涙、冷たい涙、静かな愛、大きな愛、劣情、嫉妬、思いやり・・・映画ではさまざまな生き様、人生が描かれます。学生時代に観た映画で人生観が変わった人も多いのではないでしょうか。いろいろな生き方があって良い、日常でつい忘れがちな自由への扉を、映画が簡単に開けてくれることもあります。未来への無垢な希望を持っている子どもたち、青春真っ只中で悶々とした日々を送っている学生さん、そして、日常に埋もれて下を向く癖がついてしまった、かつての若者達、青春映画の世界に寄り道してみては如何ですか?戦前の時代劇から、近作、アニメーションの名作まで、心のこもった青春映画をお送りします。親子連れで、ご夫婦で、もちろんお一人でも、この機会に日本の青春映画の名作・佳作をご堪能ください。4回目にあたる今年は、特撮作品を集めた小特集と特撮ワークショップも開催予定です。
『舞妓はレディ』公開記念特集
■ 会 期:
2014年9月9日(火) - 2014年10月5日(日)
■ 会 場:3Fフィルムシアター
しとやかで美しいとされる「京女」。この言葉の中には少し神秘的なニュアンスも含まれる。生まれながらの京女というより、京都の伝統、しきたり、文化、気候などを背景に、醸成されるのが京女であろう。『舞妓はレディ』の公開にあわせ、京都の貴族、華族から花街まで、京女の系譜を映画でたどる。
『たまこまーけっと』おさらい上映会
■ 会 期:
2014年4月19日(土)
■ 会 場:3Fフィルムシアター
「たまこまーけっと」は2013年に放映されたオリジナルテレビアニメ作品です。制作は宇治市にある京都アニメーション。商店街にあるお餅屋さんの娘を主人公に、京都をモデルとして描かれています。当館もロケハンに協力しました。その「たまこまーけっと」の続編にあたる4月26日(土)ロードショーの映画「たまこラブストーリー」の公開を記念して、TVアニメ「たまこまーけっと」のおさらい上映会を開催します。全12話の一挙上映の後、制作スタッフのゲストトークを予定!
近代文学と映画1
■ 会 期:
2015年2月3日(火) - 2015年2月28日(土)
■ 会 場:3F フィルムシアター
近代文学を原作にした映画作品より、エキセントリックなまで美を追求した作家、泉鏡花、谷崎潤一郎、川端康成の原作作品を特集上映する。
ミュージアムで初笑い、新春喜劇映画特集
■ 会 期:
2015年1月4日(日) - 2015年2月1日(日)
■ 会 場:3Fフィルムシアター
京都府が所蔵する映画フィルムコレクションの中から、新春にあわせポジティブなユーモアにあふれた喜劇映画12作品を選んで上映します。