【別館 – arton art gallery -】『写真展 -廃村に思うこと- 私達はどのような未来を見据えて生きるべきか』


この写真の廃村は、福井県若狭・川の上流に位置し、昭和41年揚水発電所計により全戸が移住したため廃村となりました。
今はかつての神社や寺は朽ち果て 家屋は荒れ果て、子供たちが遊んだブランコやスベリ台も赤さびた姿をさらしています。

この山村集落は木地師の村で当時決して豊かではなかったが、村民たちはコミュニティや神社やお寺の行事を通じ自然との絆におおきな満足を見出していたのではないのでしょうか。

翻って私たちは「コミュニティと家族が破綻をきたし、次第に孤独感の深まる世界に」暮らしているのではないでしょうか。
社会はITやAIの急激な進化により大きく変貌しつつあり、経済格差や学歴格差ひいては医療格差が進んでいます。
物質的充足を幸せと思いそれを追い求めているのではないでしょうか。

私はこの廃村の風景に人類史には瞬時の過去ではあるが、過去の社会生活におもいを馳せると同時にこれからの人類の未来はどんなになっていくのだろうか?とはなはだ大げさではありますが、不安がよぎります。
今こそ我々は世界が一つになり叡知を集め、考え、将来の人間が等しく幸を感じる社会を実現するための確かなビジョンを構築し、民主的手法でそれに向かって進めていかねばとの思いに馳せられるのです。
今世界のボーダレス化、グローバル化によるコロナ禍にあってこの廃村の風景写真が社会のありようについて考える機会になればと思い、この写真展を企画いたしました。



2021年2月  主催者



基本情報

会  期:
開催中〜2021年3月14日(日)まで
会  場:
京都文化博物館 別館1F「arton art gallery」
時  間:
10:00~18:00
休 廊 日:
月曜日


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企  画:
木村友和
制  作:
木村友和 山田顕広
撮  影:
山田顕広 木村友和
撮影年月:
2020年12月3日〜2014年11月2日






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