開催趣旨
総合商社の丸紅は長い歴史を持ち、世界各地で事業を展開していますが、すぐれた美術品のコレクションを所蔵していることでも有名です。丸紅のコレクションのうち、染織品は、丸紅商店の時代に、京都支店が呉服のためのデザイン研究を目的として収集したもので、1929年(昭和4)に能装束を購入したことにはじまります。本展では、丸紅のコレクションより、江戸時代の小袖や能装束などをご紹介します。
基本情報
- 会 期:
- 2021年5月22日(土)〜 2021年7月18日(日)
<前期>5月22日(土)〜 6月20日(日)
<後期>6月22日(火)~ 7月18日(日) - 休館日:
- 月曜日
- 会 場:
- 京都文化博物館 2階展示室
- 開室時間:
- 10:00~19:30(入場は閉室の30分前まで)
- 入場料:
- 一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
※上記料金で3階フィルムシアターもご覧いただけます。 (催事により有料の場合あり)
※新型コロナウィルス感染症の今後の状況により、予定を変更する場合もございますので
ご了承ください。 - 主 催:
- 京都府、京都文化博物館
主な作品
桜菊折枝蝶文様小袖(さくらきくおりえだちょうもんようこそで)
江戸時代後期 丸紅株式会社蔵
展示期間:前期 5月22日~6月20日
御簾に梅文様小袖(みすにうめもんようこそで)
江戸時代中期 丸紅株式会社蔵
展示期間:前期 5月22日~6月20日
檜葉重ね団扇立浪文様辻ヶ花裂
(ひばがさねうちわたつなみもんよう
つじがはなぎれ)
桃山時代 丸紅株式会社蔵
展示期間:前期 5月22日~6月20日
檜葉重ね団扇立浪文様辻ヶ花裂(部分)
菊牡丹花束斜立涌文様打掛
(きくぼたんはなたばななめたてわくもんよううちかけ)
江戸時代後期 丸紅株式会社蔵
展示期間:後期 6月22日~7月18日
松皮菱麻の葉鶴丸と梅樹文様振袖
(まつかわびしあさのはつるまるとばいじゅもんようふりそで)
江戸時代後期 丸紅株式会社蔵
展示期間:後期 6月22日~7月18日
関連イベント
京都ミュージアムズ・フォー連携講座 「丸紅コレクション きものの美への情熱」
※定員となりましたので、お申し込みを締め切らせていただきました。
- 日 時:
- 2021年7月4日(日)10:30~12:00
- 講 師:
- 林 智子(当館学芸員)
- 会 場:
- 京都文化博物館 別館2階
- 定 員:
- 20名
- 参加費:
- 無料。
【講演会の参加方法】
要事前申し込み。先着順。往復はがきに、住所・氏名(返信面にも)・電話番号・希望イベント名・番号を明記のうえ、京都文化博物館「丸紅所蔵小袖名品展(講演会)」係へ。(参加1名 ごとに往復はがき1枚)