過去の京の至宝と文化アーカイブ
近代博覧会と京都の産業 ―明治初期の観光と染織産業を中心に
■ 会 期:2020年11月7日(土) - 2021年1月11日(月)
■ 会 場:2階総合展示室
京都は他都市に先駆けて明治4年に京都博覧会を開催。これは東京奠都や廃仏毀釈などで大きなダメージを負った京都の産業を復興するための重要な事業のひとつでした。近代京都の一端を再検証します。
中川伊作と南蛮陶器の世界
■ 会 期:2020年10月24日(土) - 2020年12月6日(日)
■ 会 場:2階総合展示室
京都の版画家中川伊作が魅せられ蒐集した南蛮陶器(沖縄の焼き物)を中心に、自身の作品も併せてご紹介します。
京都府内の学校所在資料展
―「京一中」・「府一」・「京二中」のたからもの―
■ 会 期:2020年9月19日(土) - 2020年12月6日(日)
■ 会 場:2階総合展示室
2016年、2018年に続き、京都府内の学校が収蔵・利用・継承してきた資料を紹介します。
今年度はとくに旧制中等学校由来の品々に注目します。
町のちから ―三条御倉町文書の世界―
■ 会 期:2020年9月5日(土) - 2020年11月1日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
あらたに当館に寄託された「三条御倉町文書(木島家文書)」を通して平安時代以来、政治的・経済的な拠点として京都の歴史を語る上で重要な地域であった三条御倉町(三条通烏丸西入)の歴史と文化を辿ります。
近衞家 王朝のみやび
陽明文庫の名宝10
■ 会 期:2020年8月22日(土) - 2020年10月18日(日)
■ 会 場:2階総合展示室
公家の名家、近衞家に伝わった平安時代以来の貴重な資料の中から、国宝「御堂関白記」を始めとする選りすぐりの名品をご紹介します。
皆川月華・泰蔵
■ 会 期:2020年6月20日(土) - 2020年9月13日(日)
■ 会 場:2階総合展示室
日本近代染色において先駆的な役割を果たした皆川月華(1892-1987)の作品を中心にご紹介します。
生誕140周年
津田青楓と京都
■ 会 期:2020年5月19日(火) - 2020年6月14日(日)
■ 会 場:2階総合展示室
京都の去風流家元の家に生まれた津田青楓(1880-1978)。分野を超えた多彩な制作活動と、幅広い交流関係でも知られる青楓の作品や資料を、京都での活動に焦点を合わせてご紹介します。
BEACON 2020
■ 会 期:2020年1月11日(土) - 2020年3月8日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
現代美術のユニットKOSUGI+ANDO(小杉美穂子、安藤泰彦)と映像作家の伊藤高志、稲垣貴士、哲学者の吉岡洋によるメディア・インスタレーション作品《BEACON》シリーズを展示します。
太田喜二郎と藤井厚二
—日本の光を追い求めた画家と建築家—
■ 会 期:2019年4月27日(土) - 2019年6月23日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
近代京都で活躍した洋画家 太田喜二郎と建築家 藤井厚二。二人の仕事を、絵画と建築をクロスさせた新しい視点から紹介。
伊藤久三郎展
■ 会 期:2020年1月4日(土) - 2020年3月8日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
京都市に生まれ、一九三〇年協会や九室会など先鋭的な芸術団体で活躍した伊藤久三郎(1906-1977)の詩的な世界を、同時代を生きた画家の作品と共にご紹介します。
近衛家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝9
帝の代替わりと和歌―日記と宸翰和歌懐紙―
■ 会 期:2019年11月2日(土) - 2020年1月5日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
公家の名家、近衞家に伝わった平安時代以来の貴重な資料の中から、国宝「御堂関白記」を始めとする選りすぐりの名品を紹介します。
道具と材料の職人譜
■ 会 期:2019年11月2日(土) - 2019年12月22日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
古の美術工芸品や資料は、数々の伝統的な道具や材料で作られています。現代の我々が貴重な品々を後世に伝えていく上では、そうしたものを生産する職人の技術を受け継ぐことも大切な使命の一つです。本展では、書画を中心に文化財を支える様々な伝統材料や道具類、その職人たちの歴史的営みをご紹介します。
辰野金吾没後100年 文博界隈の近代建築と地域事業
■ 会 期:2019年8月31日(土) - 2019年10月27日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
京都文化博物館界隈に多く立ち並ぶ近代建築。その魅力を引き出し、活用しようとする地域事業を紹介します。あわせて当館別館( 旧日本銀行京都支店 重要文化財) の設計者である辰野金吾の没後100年にあたり、辰野が手掛けた日本銀行本店や東京駅などの関係機関と連携しながら、辰野の事績を振り返ります。
池大雅
■ 会 期:2019年6月29日(土) - 2019年8月25日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
18世紀の京都に生きた池大雅は、江戸時代を代表する文人画家の一人です。本展では、京都府が所蔵する池大雅美術館コレクションの中から選りすぐり、優れた書画作品や、大雅の人となりを示す貴重な資料をご紹介します。
洛陽三十三所4 ―信仰のかたち―
■ 会 期:2019年6月29日(土) - 2019年8月25日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
かつて京都において、三十三の観音菩薩を巡礼するという信仰がありました。2005 年に再興された観音霊場が所蔵する寺宝を展示します。
京都府内の学校所蔵 考古・歴史資料展2
■ 会 期:2019年3月9日(土) - 2019年4月21日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
2016年に続き、京都府内の学校が収集・研究・継承してきた考古・歴史関連資料を紹介します。本展ではとくに京丹後市の高校および京都市内の小学校・高校所在資料に注目します。
古社寺保存法の時代
■ 会 期:2019年1月5日(土) - 2019年3月3日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
明治時代に制定された「古社寺保存法」は、その後の文化財保護の基礎となった重要な法律です。本展示では、明治以来、日本の政治と社会が取り組んできた文化財保護の様々なあり方を紹介します。
小牧源太郎展
■ 会 期:2019年1月5日(土) - 2019年3月3日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
京都の前衛絵画を牽引した画家・小牧源太郎(1906-1989)の特異な世界を、同時代を生きた画家・須田国太郎らの作品とともに紹介します。
京都文化力プロジェクト・明治150年記念
伝統と創生―無形文化財保持者たちの作品展―
■ 会 期:2018年11月10日(土) - 2018年12月24日(月)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
京都府無形文化財保持者と京都の重要無形文化財保持者たちが卓越した技術で織りなす、素晴らしい創造美の世界をお楽しみください。
袿
■ 会 期:2018年9月15日(土) - 2018年11月4日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
京都府所蔵の資料から、女性の装束の代表的な存在といえる袿を中心に紹介します。
近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝8
■ 会 期:2018年9月9日(日) - 2018年11月4日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
公家の名家、近衞家に伝わった平安時代以来の貴重な資料の中から、国宝「御堂関白記」を始めとする選りすぐりの名品を紹介します。
京・後藤家の軌跡
■ 会 期:2018年7月7日(土) - 2018年9月9日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
あらたに京都府所蔵資料となった後藤勘兵衛家旧蔵資料を中心に、金工師・豪商として活躍しつつ、有力大名とも交渉をもった当該一族の姿と都市文化の関わりを紹介します。
信長上洛~京都・織田信長入京から450年~
■ 会 期:2018年7月7日(土) - 2018年9月2日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
日本史上の大きなインパクトとして知られる織田信長の上洛から450年を迎えるのを機に、京都の信長関連の資料を展示します。
桂離宮のモダニズム
■ 会 期:2018年5月12日(土) - 2018年7月1日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
戦後、日本の写真界に大きな影響を与えた写真家・石元泰博は、1953年から54年にかけて桂離宮を撮影しました。数寄屋造の書院、回遊式の庭園、茶室がほぼ完成されたときの形のまま残る桂離宮。石元は、バウハウス流のモダニズムの視点で、簡素でありながらも細部まで創意が凝らされた桂離宮の美を鋭く捉え、その写真作品は国内外で高く評価されています。今回の展示は、高知県立美術館に所蔵される石元自身の手によるオリジナル・プリントで紹介します。
洛陽三十三所3 – ゆかりの人と寺宝 -
■ 会 期:2018年3月10日(土) - 2018年5月6日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
平安時代以降、西国三十三所等の観音菩薩巡礼が盛んとなり、京都(洛陽)においても三十三の観音を対象とする巡礼が行われるようになりました。応仁の乱や明治維新による衰退もありましたが、平成17年(2005)に平成洛陽三十三所観音霊場会が結成され、再興されることとなりました。
再興から三度目となる今年度は、札所に伝わるゆかりの人物に関わる寺宝を中心に、洛陽三十三所の多角的な魅力を伝える展覧会を開催します。
近代京都の大津絵 —小川千甕「西洋風俗大津絵」を中心に—
■ 会 期:2017年4月29日(土) - 2017年6月18日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
大津絵とは、江戸から明治期にかけて、東海道最大の宿場であった大津の西端に位置する追分、大谷で土産物として売られていた無銘の庶民絵画をいいます。特に関西エリアに浸透していた大津絵は定型化した画題を持つようになり、特に四条派の画家たちは、しばしば大津絵画題の作品を手がけたことが知られています。
本展では、近代京都の画家を中心に、近代画家による大津絵への取り組みについて、ご紹介します。
本展では、近代京都の画家を中心に、近代画家による大津絵への取り組みについて、ご紹介します。
京都 だって猫展
■ 会 期:2017年4月29日(土) - 2017年6月18日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
ご存知ですか?京都にはむかし、猫好きの天皇がいらっしゃって、飼っていた黒猫のことを日記に書いていました。それから平安時代、内裏には五位という高い身分を持った猫もいました。江戸時代に猫の恩返しで復活した通称「猫寺」も京都にあります。そのほかにも、招き猫の霊験を伝える寺や、狛犬ならぬ「こま猫」がいる神社、それから化け猫に怯えたお坊さんの話にゆかりの寺など、京都には猫にまつわる歴史や文化がいっぱいあります。今回の展覧会では、そうした京都に伝わる猫のお話をいくつかご紹介します。
ユネスコ「世界の記憶」
東寺百合文書展 ― 人・物・情報が行き交う中世 ―
■ 会 期:2017年3月1日(水) - 2017年4月23日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
東寺百合文書は、8世紀から18世紀までの約1千年間にわたる膨大かつ長大な歴史が詰まった古文書群で、平成27(2015)年10月10日(日本時間)にユネスコ記憶遺産に登録されました。今回の展覧会では、東寺百合文書の中から、人・物・情報の「動き」に着目した資料を展示します。
日本の表装 ―掛軸の歴史と装い―
■ 会 期:2016年12月17日(土) - 2017年2月19日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
掛軸は、主に平面である絵画・書跡類に、様々な紙や染織品を取り付け、裏から紙で十分に補強して鑑賞出来るようにしたものです。見たいときは吊り下げて広げ、使わないときは丸めて箱に収める。薄い紙や絹といった脆弱な材料で作られた絵画・書跡類を保管し鑑賞するにあたって、掛軸は非常に合理的で便利な特徴を持っています。それはコンパクトで持ち運びができ、必要に応じて幾度も解体し、修理することが出来ます。戦乱や災害を経ても、我が国にこれほど多くの作品や資料が伝来する陰には、ひとえに掛軸という形に想いを込め、工夫を重ね繋いできた先人たちの営みがありました。
また掛軸の装いは、書画の印象を決める最も重要な要素です。貴重な品々にふさわしい美しい、荘厳な装いを求め、各時代の人々は様々な材料を駆使して軸を飾り、また軸を掛ける空間、軸のたたずまいにも念入りに気を配りました。掛軸は単なる書画の枠ではなく、高い美意識に支えられた総合芸術であり、日本文化史の極めて魅力的な部分を作り上げています。本展示では、掛軸の仕立てに込められた先人たちの技術と美意識を広くご紹介します。歴史と風土が現代までつむぎ、残してきた掛軸の文化を、身近に感じて頂ければ幸いです。
京都府コレクションにみる武家の服飾
■ 会 期:2017年2月25日(土) - 2017年4月23日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
京都府所蔵の資料より、江戸時代の武家の服飾文化を示す資料をご紹介いたします。これまで展示等の機会の少なかった男性の服飾資料を中心とする予定です。また、御所解(ごしょどき)文様の小袖など、女性の衣裳もお楽しみください。
近衞家 王朝のみやび
陽明文庫の名宝6 ”こころ”を記す―和歌懐紙と詩懐紙―
■ 会 期:2016年10月15日(土) - 2016年12月11日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
京都市右京区に所在する公益財団法人陽明文庫には、平安時代以来の貴重な歴史資料が数多く収蔵されています。陽明文庫は、摂政・関白という朝廷の要職に就いた藤原氏五摂家の一つ、近衞家の御蔵を継承した機関で、平安時代から幕末にいたるまでの公家資料の一大宝庫となっております。今回の展示では、これらの収蔵資料の中から、詩懐紙・和歌懐紙を中心に、近衞家に伝わった王朝文化の世界をご紹介いたします。
懐紙(かいし)とは、ふところに入れておき必要に応じて使用する紙のことですが、とくに作文会の漢詩や和歌会の和歌を書く料紙に用いられ、その書式や紙の使い方が定められていきました。
陽明文庫には、天皇・摂関や彼等に仕える貴族達が自ら筆をとって記した懐紙や、平安時代の歌合を分類した『類聚歌合』等の韻文資料の優品が多数残されています。
藤原道長の自筆日記『御堂関白記』とあわせて、彼等が和歌や漢詩に籠めた“こころ”を感じ取って下さい。
京都府蔵池大雅美術館コレクション 池大雅
■ 会 期:2016年10月15日(土) - 2016年12月11日(日)
■ 会 場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
池大雅(1723〜1776)は、近世日本の文人画史を代表する巨匠の一人です。大雅が生を受けたのは、江戸幕府成立100年を経て、社会・経済が十分に成熟した江戸時代中期の京都。好奇心旺盛で学識に溢れたこの都市の住人に囲まれ、少年時代から書画に才能を発揮した大雅は、同時代の最新のモードであった中国の文人文化に大きな興味と憧れを抱き、書画家としての人生を歩み始めます。諸国を歴訪して見聞を深め、古今の漢詩、学問に触れ、まだ見ぬ大陸への憧れを自由でおおらかな独特の筆さばきで表現しました。その作品は非常に表現主義的、個性的なもので、新たな文化を貪欲に求めていたこの時代に多くの支持者を集めました。一方、彼自身は世俗の名利を意に介すること無く、古の君子、詩人のごとく雅・高潔さを追い求めたと伝えられています。文人画家として自らの個性を確立した大雅、そしてその生き方を喜んで支えた人々。大雅の生き方とその芸術作品は、まさしく18世紀の近世社会が産み出した豊かさを物語るものです。本展示では、池大雅美術館より寄贈され現在京都府が収蔵する池大雅のすぐれた書画および関連資料の数々をご覧頂きます。
世界考古学会議京都(WAC-8)開催記念
京都府内の学校所蔵考古・歴史資料展
■ 会 期:2016年8月13日(土) - 2016年10月10日(月)
■ 会 場:2・3階総合展示室
京都府内の学校に保管されている様々な考古・歴史資料。皆さんの学校にもありませんか?その資料は様々な来歴を持っています。例えば、戦後すぐ自らの手で歴史を明らかにしようと学校教員や生徒が主体となって発掘調査を実施し、その成果物が残されていたり、かつての人類が生活した遺跡の上に学校があるため、校地内で考古資料が発見されたりしました。また学校教員や卒業生が在校生の郷土・地域学習のためにと考古資料を寄贈しました。こうした来歴の一つ一つに、卒業生や地域の人々の思いや記憶を探ることができます。つまり、学校に保管されている資料は、授業の補助教材にとどまらない価値をもっているのではないでしょうか。そうした可能性を引き出す第一歩として、本展では、京都府内の学校と協力しながら、学校と考古学にかかわる資料をご紹介します。
洛陽三十三所2
■ 会 期:2016年6月11日(土) - 2016年8月7日(日)
■ 会 場:2F 総合展示室
かつて京都において、三十三所の観音菩薩を巡礼するという信仰がありました。2005年に再興された観音霊場が所蔵する名品を展示します。
ものがたる染織文化財
■ 会 期:2016年6月11日(土) - 2016年8月7日(日)
■ 会 場:2F 総合展示室
江戸時代以前の小袖や裂といった染織文化財は、素材が弱い上に使用後に再利用されたりして多くは消えていきますが、墨書などの情報を備えて遺されてきたものも、わずかながらあります。このような貴重な作品をご紹介します。
近代京都のすがた うつされた都
■ 会 期:2016年4月9日(土) - 2016年6月5日(日)
■ 会 場:2F 総合展示室
幕末の動乱の後、近代京都は大きな変化を迎えます。大きくすがたを変える京都は、人々にどのように受け止められ表象されていったのか。絵画と写真でその様子を辿ります。
近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝4
古典の英華 ー『源氏物語』と古筆切ー
■ 会 期:2014年9月6日(土) - 2014年11月3日(月)
■ 会 場:2F 総合展示室
近衞家に伝わった貴重な資料の中から、国宝「御堂関白記」や重要文化財「源氏物語」、同「古今和歌集」を始めとする選りすぐりの名品を紹介します。
世界考古学会議京都開催決定記念 近世京都の考古学者たち
■ 会 期:2015年2月7日(土) - 2015年4月19日(日)
■ 会 場:2F 総合展示室
「考古学のオリンピック」である世界考古学会議(WAC)の次回開催地が京都に決定しました。地域に根ざした歴史研究の発達と国際的な学術交流の促進を目指す本会成功を祈念して、世界的に見ても貴重な仕事を行っていた、江戸時代の“考古学者”を紹介します。
京都府蔵池大雅美術館コレクション 池大雅
■ 会 期:2016年2月26日(金) - 2016年4月3日(日)
■ 会 場:2F 総合展示室
江戸時代を代表する文人画家、池大雅(1723〜1776)。京都府が収蔵する貴重な大雅関連資料や、書画の優品の数々をご覧頂きます。
博学社連携のとりくみ 文博界隈の歴史と文化
■ 会 期:2016年1月16日(土) - 2016年2月21日(日)
■ 会 場:2F 総合展示室
博物館近隣の地域の方々と協力し、地域で大切にされてきた伝統や文化を紹介するとともに、将来の姿を模索します。
公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センター設立35周年記念展覧会
和魂漢才 -京都・東アジア「交流」の考古学-
■ 会 期:2015年11月28日(土) - 2016年1月11日(月)
■ 会 場:2F 総合展示室
35周年を迎えるにあたり、これまで蓄積した数多くの成果を活かして東アジアの文物が日本文化に与えた影響を描き出します。
近衞家 王朝のみやび 陽明文庫の名宝5
■ 会 期:2015年9月19日(土) - 2015年11月15日(日)
■ 会 場:2F 総合展示室
公家の名家、近衞家に伝わった平安時代以来の貴重な資料の中から、国宝「御堂関白記」や歴代関白の肖像画・日記等の選りすぐりの名品を紹介します。
再興十周年記念 洛陽三十三所—観音霊場の再興—
■ 会 期:2015年9月18日(金) - 2015年11月23日(月)
■ 会 場:2F 総合展示室
京都の三十三所の観音菩薩を巡礼する霊場会が再興されて十周年の今年、歴史上の「観音霊場の再興」に関わる名品を展示します。
ユネスコ記憶遺産登録候補 東寺百合文書展
■ 会 期:2015年7月17日(金) - 2015年9月13日(日)
■ 会 場:2F 総合展示室
東寺百合文書とは、東寺に伝えられた二万五千通に及ぶ膨大な古文書群です。天皇や将軍といった当時の為政者や、市井に暮らす庶民まで、この文書群は中世を生きる人々の姿を雄弁に語ります。一千年にわたる京都の長大な歴史がつまった東寺百合文書は現在、ユネスコ記憶遺産候補として推薦されています。本展では世界屈指の歴史資料である東寺百合文書の魅力を紹介します。
細川家 永青文庫コレクション8 ー近代絵画ー
■ 会 期:2015年7月17日(金) - 2015年9月13日(日)
■ 会 場:2F 総合展示室
永青文庫の設立者である十六代細川護立(1883〜1970)の美術品コレクションのうちから、近代絵画を紹介します。
紅板締 ―庶民の生活を彩った染織―
■ 会 期:2015年4月24日(金) - 2015年7月12日(日)
■ 会 場:2F総合展示室
京都府所蔵の染織品コレクションから、紅板締(べにいたじめ)の襦袢や道具など、約60件をご紹介いたします。
増誉大僧正900年遠忌記念展
聖護院門跡の名宝 -門跡と山伏の歴史-
■ 会 期:2015年3月21日(土) - 2015年5月10日(日)
■ 会 場:2F総合展示室
門跡寺院にして修験の本山でもあった聖護院。その開基である増誉大僧正の900年遠忌を記念して、聖護院の歴史を伝える名宝を紹介します。
源氏絵の時代-近世の京都と源氏物語-
■ 会 期:2014年9月5日(金) - 2014年11月16日(日)
■ 会 場:2F 総合展示室
日本の王朝文学の傑作である『源氏物語』は、日本美術の歴史においても、最も重要なテーマの一つであり続けてきました。物語の主人公、光源氏と紫の上が生きる舞台は、宮廷文化が優雅と洗練を極めた平安時代の社会です。ある読者は、そこに華やかな宮廷生活を思い描き、また時々の権力者や貴族たちは、光源氏の理想と現実に自らを重ね合わせました。『源氏物語』は王朝文化の美しさと、天皇家と貴族たちの高貴な血統の力を体現した物語であり、貴族社会のアイデンティティそのものだったのです。
幕末明治の京都の日本画
■ 会 期:2014年11月21日(金) - 2015年2月1日(日)
■ 会 場:2階総合展示室
幕末明治の京都の日本画の状況を、京都府立総合資料館所蔵(京都文化博物館管理)の作品を中心に紹介いたします。
池大雅美術館コレクション寄贈記念 池大雅
■ 会 期:2014年11月8日(土) - 2015年1月12日(月)
■ 会 場:2階総合展示室
京都府は、平成25年に閉館した池大雅美術館から、江戸時代中期の日本を代表する南画家・池大雅に関する書画作品や資料の一括寄贈を受けました。京都府の新たな財産となった、大雅関係資料や書画作品とその魅力を広くご紹介いたします。