近代化の流れの中で、京都は映画を育み文化として花開かせました。産業としてまた文化として「作る」側から見た映画史は今まで多く語られてきていますが、一方で映画を「かける」側、つまり当時の映画興行が行われた場所と、それまで興行のメインとなっていた芝居興行との関係については、一般的にはあまり知られていないのではないでしょうか。同時期に興行街をにぎわせていた歌舞伎や新派などの芝居は、様々なレベルで映画を取り込んでいきました。今回は、新京極という京都を代表する興行街の事例を中心に、映画という新しいメディアの登場を通し変化していった演劇と映画の様相を紐解きます。

■講師:大矢 敦子(当館学芸員)
■日時:平成27年2月7日(土)10:30~12:00
■会場:当館3階フィルムシアター(定員170名)
■参加費:500円(ただし、総合展示入場券[半券可]が必要です)
※要事前申込み