国立カイロ博物館所蔵 黄金のファラオと大ピラミッド展

開催趣旨

 今からおよそ4500年前、古代エジプトの古王国時代に、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3代のファラオたちによって巨大なピラミッド群が建造されました。宇宙からも見えるというこのピラミッドは、古代ギリシア時代から伝わる「世界の七不思議」の中でも、一番目の不思議として知られ、今でも残っている唯一のものです。ピラミッドは、いつ、何のために、どうやって建てられたのか、謎のテーマはつきません。
 本展覧会では、世界一のエジプト・コレクションを誇るエジプトの国立カイロ博物館から、こうした王とピラミッドの謎に関するエジプトの至宝を出品いただきます。3大黄金マスクの一つと称される「アメンエムオペト王の黄金のマスク」や「クフ王の銘が入った彫像」、美しく壮麗な「彩色木棺」など、監修者の吉村作治氏が選び抜いた100点あまりの至宝の数々です。古王国時代を中心に、ファラオや王家の女性、貴族、ピラミッド建設を支えた人々などを紹介し、ピラミッドとそれを建てた偉大なファラオたちの壮大なドラマに迫ります。
 また、ツタンカーメンの黄金のマスクやギザのピラミッド、ルクソール神殿、カルナク神殿などを撮影した高精細4Kシアターも本展覧会の見どころの一つです。古代エジプト3000年の旅をお楽しみいただきます。

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▲アメンエムオペト王の黄金のマスク
第3中間期 第21王朝(前993〜984年頃)
国立カイロ博物館所蔵

基本情報

会  期:
2016(平成28)年10月1日(土)〜12月25日(日)〔74/86日間〕
*月曜日休館(月曜日が祝日の場合は開館、その翌日休館)
*開室時間10:00〜18:00。金曜日は19:30まで。(入場はそれぞれ30分前まで)
会  場:
京都文化博物館 4階特別展示室・3階総合展示室
(京都市中京区三条高倉、TEL075−222−0888 FAX075−222−0889)
主  催:
京都府、京都文化博物館、MBS、毎日新聞社
後  援:
外務省、エジプト大使館、(公社)京都府観光連盟、(公社)京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都
協  賛:
大和ハウス工業、JR西日本
協  力:
国立カイロ博物館、エジプト・アラブ共和国考古省、学校法人昌平黌 東日本国際大学、NPO法人太陽の船復原研究所、日本エジプト学会、早稲田大学エジプト学研究所広報部、独立行政法人国際協力機構(JICA)、カタール航空、ルフトハンザカーゴAG、日本通運、公益財団法人古代学協会
監  修:
吉村作治(東日本国際大学学長・早稲田大学名誉教授・工学博士)
企画協力:
アケト
企画制作:
TBSテレビ
入場料金:
一般1,500円(1,300円)、大高生1,200円(1,000円)、中小生500円(400円)
早割ペアチケット2,000円
※ ( )内は前売券及び20名以上の団体料金。
※ 早割ペアチケットの販売期間は7月1日(金)から7月31日(日)まで。
※ 前売券の販売期間は8月1日(月)から9月30日(月)まで。
※ 入場券は、チケットぴあ(Pコード767-675)、ローソンチケット(Lコード:早割ペア53985/前売・当日53971)、セブンイレブンほか、京阪神の主要プレイガイドで販売
※ 障がい者手帳等をご提示の方と付き添い1名までは無料。
※ 学生料金で入場の際には学生証を要提示。

内容と主な展示品

1.ピラミッドの建設とその技術

 未だ多くの謎に包まれているピラミッド。人々はどのようにしてあの巨大なピラミッドを造ったのか、その技術に迫ります。

●主な展示作品
≪ロイとマヤのピラミディオン≫ 新王国時代、第18王朝末(前1336~1295年頃)
≪木槌≫ 末期王朝時代(前664~332年)


2.ピラミッド時代のファラオたち

 ジュセル王が第3王朝を開き、古王国時代が幕を開けます。
ジュセル王が階段ピラミッドをサッカラに建設し、始まった巨大ピラミッドの時代。ピラミッドを建築したファラオたちを紹介します。

●主な展示作品
≪クフ王銘入りライオンのスフィンクス像≫ 古王国時代、第4王朝、クフ王の治世
≪カフラー王像≫ 古王国時代、第4王朝、カフラー王の治世


16・カフラー王像
▲カフラー王像
 古王国時代
 第4王朝(前2558〜2532年頃)


▲クフ王とペピ1世像を伴うライオン女神像
 古王国時代
 第4王朝(前2589〜2566年頃)


3.ピラミッド時代を支えた人々

 エジプトの遺跡から発掘された出土品からは、ピラミッドが建設された時代の人々の暮らしぶりをうかがい知ることが出来ます。階級によって生活には大きな開きがありました。貴族、知識階級、庶民がどのような生活をしていたのかを紹介いたします。

●主な展示作品
≪カイとその子どもたちの像≫ 古王国時代、第5王朝(前2494~2345年頃)
≪パン造りとビール造り職人の模型≫ 中王国時代、第12王朝(前1985~1773年頃)

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▲パン造りとビール造り職人の模型
 中王国時代 第12王朝(前1985〜1773年頃)
 国立カイロ博物館所蔵

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▲カイとその子どもたちの像
 古王国時代 第5王朝(前2494〜2345年頃)
 国立カイロ博物館所蔵


4.ピラミッド時代の女性たち

 当時の女性たちは身分に応じておしゃれを楽しんでいました。櫛や化粧品容器といった生活用品から色彩豊かな胸飾りや腕輪など装飾品の数々を紹介いたします。

●主な展示作品
≪クヌムト王女の襟飾り≫ 中王国時代、第12王朝(前1911~1877年頃)
≪アメンエムオペト2世銘入りスカラベ≫ 中王国時代、第12王朝(前1870~1831年頃)

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▲クヌムト王女の襟飾り(部分)
 中王国時代 第12王朝(前1911〜1877年頃)
 国立カイロ博物館所蔵

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▲イタ王女の襟飾り
 中王国時代 第12王朝(前1911〜1877年頃)
 国立カイロ博物館所蔵


5.黄金に輝く来世

 古代エジプトの来世観をテーマにします。古代エジプト人は現世と来世をどのように考えていたのでしょうか。この章では、様々な墓や埋葬から古代エジプトの来世観に迫っていきます。

●主な展示作品
≪アメンエムペルムウトの彩色木棺とミイラ・カバー≫ 第3中間期、第21王朝(前1069~945年頃)
≪アメンエムオペト王の黄金マスク≫ 第3中間期、第21王朝(前993~984年頃)

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▲アメンエムペルムウトの彩色木棺とミイラ・カバー
第3中間期 第21王朝(前1069〜945年頃)
国立カイロ博物館所蔵


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▲ケペルカーラーのステラ
 中王国時代 第12王朝(前1911〜1877年頃)
 国立カイロ博物館所蔵

関連行事

① 講演会「古代エジプト文明への招待-カイロ博物館に観るファラオと神々の世界―」

日  時:
10月8日(土)10:30-12:00
講  師:
宮本純二氏(京都橘大学講師・エジプト学)
会  場:
3階フィルムシアター(定員170人)
参加費 :
無料(ただし、本展覧会入場券[半券可]が必要)

*定員に達しましたので募集を締切らせていただきました。

② ワークショップ「ヒエログリフの秘密 古代文字であなたの名前を書いてみよう!」

日  時:
11月26日(土)15:00-16:30
講  師:
宮本純二氏(京都橘大学講師・エジプト学)
会  場:
別館2階講義室(定員30人)
参加費 :
無料(ただし、本展覧会入場券[半券可]が必要)

*定員に達しましたので募集を締切らせていただきました。

③ ギャラリートーク

日  時:
10月14日(金)、10月28日(金)、11月11日(金)、12月2日(金)
各日ともに18:00から展示室内にて約30分。
事前申し込み不要、当日の入場者に限ります。

※①・②は事前申し込みが必要。③は事前申し込み不要。