京都府京都文化博物館

財団法人 京都文化財団

特別展示室

日本メキシコ交流400周年記念 古代メキシコ・オルメカ文明展マヤへの道

紀元前1200年頃、メキシコ湾岸地方に巨大な石の造形物、さまざまなヒスイ製品を生んだオルメカ文明が誕生していた

オルメカ文明とは、マヤ文明を遡ること紀元前1200年頃、メキシコ湾岸地方に突然あらわれた新大陸でもっとも初期の古代文明です。文明を築いたのはベーリング海峡を渡ってきたモンゴロイドの人びとで、巨大な石を彫刻し、土造りのピラミッド神殿などを築く建築技術、ヒスイなどの玉石を精緻に加工する技術をもっていました。マヤ文明など中米古代文明に共通する美術様式や宗教体系などから、新大陸の「母なる文明」とよばれています。

本展覧会は、謎の多いオルメカ文明を現地の最新の研究成果をもとにわかりやすく紹介します。巨石人頭像やジャガー神像、ヒスイなどの玉製品、彩色土器、さまざまな土偶など優品約120点により、原始美術のもつ力と美しさも併せてご覧いただけます。

マヤ文明はオルメカから始まったともいわれています。展覧会は、マヤから時代を遡る旅を始め、熱帯のジャングルに隠されたオルメカの世界を巡り、再び「マヤへの道」をたどって最後は2012年「マヤ暦による世界の終末」問題など、さまざまな謎にも挑戦します。
日本初!オルメカ文明の全貌とマヤ文明の起源をたどる本格的な展覧会です。


会 期
2010年7月31日(土)−9月26日(日)
月曜日休館(祝日は開館、翌日休館)
開室時間
10時−18時 *毎週金曜日は19時30分まで夜間開館しています。
(入室はそれぞれ30分前まで)
主催
京都府、京都文化博物館、朝日新聞社
後援
外務省、メキシコ大使館、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都商工会議所、京都府観光連盟、京都市観光協会、歴史街道推進協議会、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都
協賛
株式会社 大伸社
協力
アエロメヒコ航空、毎日放送、京都外国語大学
企画協力
メキシコ国家文化芸術庁、国立人類学歴史学研究所
監修
伊藤伸幸(名古屋大学大学院文学研究科助教)
入場料 ※常設展もご覧いただけます
   当日 前売り 団体(20名以上)
一般 1300円 1100円 1000円
大高生 800円 650円 600円
中小生 500円 400円 350円
*主な前売券の発売所 : チケットぴあ(764-243)、ローソンチケット(56259)、イープラス、CNプレイガイドほか主要なプレイガイド、コンビニエンスストアなどで販売
前売り親子ペア券:1,200円  販売期間:6月19日(土)−7月30日(金)
一般料金と中小生の入場券がセットになったお得な「親子ペア券」を販売します。親子でそろってお越し下さい。
割引引換券をプリントする
チラシのダウンロード
A4表裏/PDF 3.4MB

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展示構成

プロローグ「マヤから遡る〜オルメカ発見の旅〜」
▲「巨石人頭像(オルメカヘッド)」(高さ176cm)
紀元前1200年ごろ
ハラパ人類学博物館蔵
I オルメカの人々と自然環境
オルメカとは、「ゴムの国の人」という意味で、スペイン植民地時代にメキシコ湾岸地方の人々を指して用いられました。熱帯のジャングルに覆われたこの地方で発見された古代文明であることからオルメカ文明と呼ばれるようになりました。
紀元前1200年頃、突然巨大な石の造形物やさまざまなヒスイ製品を生み出した新大陸でもっとも初期の文明が生まれました。その建築や美術様式、宗教体系などが中米のさまざまな古代文明の基礎となっていることから新大陸の“母なる文明”と言われています。

II 神と王権〜ラ・ベンタ遺跡とサンロレンソ遺跡〜
▲硬玉製石斧(長さ16cm)
紀元前100−400年ごろ
ハラパ人類学博物館蔵
原始の情熱表現ともいわれるオルメカの造形美術は、石彫、ヒスイ製品、土偶、彩色土器などさまざまな作品に見られます。中でもひときわ目をひくのが、大量のヒスイや玉製品です。金属を持たない彼らが、巧みな加工技術を有していたことに驚かされます。崇拝していたジャガー神や王の姿を彫刻しました。
オルメカの原始美術は以前から欧米では高く評価され、現代美術にも大きな影響を与えたといわれています。

▲ヒスイのマスク(長さ16cm)
紀元前1200年ごろ
ハラパ人類学博物館蔵
▲玉座(高さ95cm)
紀元前1200年ごろ
ハラパ人類学博物館蔵

III 聖なる地〜エル・マナティ遺跡〜
▲ベビーフェイス(高さ4.3cm)
紀元前1000年ごろ
国立人類学歴史学研究所ベラクルス州センター蔵
すでに文字を持っていたようですがオルメカの人々の文化はまだ謎に包まれています。巨大な土造りの建造物を中心とした宗教センターも築いていました。また、ベラクルス州南部にあるエル・マナティ遺跡は彼らの「聖なる地」でした。
最新の調査によって出土した遺物を中心に、オルメカにおける信仰、精神世界について紹介します。

IV オルメカの交流と拡散
▲半獣半人神像を描いた彩色土器(高さ15cm)
国立人類学博物館蔵▲マヤのもっとも特徴的な石碑(高さ65cm)
紀元後600−800年
国立人類学歴史学研究所チアパス州センター
オルメカ文明の中心地メキシコ湾岸以外の地域(内陸部、太平洋側も含めて)から発見された同じ時代の遺物を展示し、交流を背景としたオルメカ文明の広がりをあきらかにします。
また、メキシコからグァテマラの太平洋側地域には、紀元前後の古い暦(マヤ長期暦)を刻んだ石彫が発見されています。マヤ文明のスタートがここにあったという説もあります。マヤ文明の起源、発展をわかりやすく解説します。

エピローグ 「マヤへの道」

特別コーナー:2012年「マヤ暦による世界の終末」を科学する

All photos; CONACULTA, INAH

I 記念コンサート 「マリアッチ〜メキシコ音楽を楽しむ〜」

▲三品國男&マリアッチ ニッポン
日時
8月7日(土)1.午後3時から 2.午後6時30分から(各回45分)
出演
三品國男&マリアッチ ニッポン
会場
別館ホール(各回定員200名)
参加費 1,000円(当日受付にてお支払いください)

※要事前申し込み。申込方法は下記

II 記念講演会 「オルメカ展のみどころ〜遺跡でたどる古代メキシコ〜」

日時
8月28日(土) 午後1時30分から午後3時まで
講師
南 博史 (当館主任学芸員)
会場
別館ホール(定員200名)
無料(ただし、本展覧会入場券[半券可]が必要です)

※要事前申し込み。申込方法は下記

各イベント申込方法

往復ハガキに住所、氏名(返信面にも)、電話番号、「コンサート」または「講演会」のうち希望する一つを明記し、同館内「オルメカ展イベント」係へ。先着順。希望催事・時間ごとにお申し込みください。また、参加者1名につき1枚のハガキでお申し込みください。

当館学芸員によるギャラリートーク

日時
会期中毎週金曜日、各日とも午後6時から約30分
場所
展示室内
※事前申込不要
※当日の入場者に限ります

古代メキシコ・オルメカ文明展ツイッター


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