開催要項

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伝 月峯 池大雅像
江戸時代(通期)

池大雅(1723〜1776)は、近世日本の文人画を代表する巨匠の一人です。大雅が生を受けたのは、江戸幕府成立100年を経て、社会・経済が十分に成熟した江戸時代中期の京都。好奇心旺盛で学識に溢れたこの都市の住人に囲まれ、少年時代から書画に才能を発揮した大雅は、同時代の最新のモードであった中国の文人文化に大きな興味と憧れを抱き、書画家としての人生を歩み始めます。諸国を歴訪して見聞を深め、古今の漢詩、学問に触れ、まだ見ぬ大陸への憧れを自由でおおらかな独特の筆さばきで表現しました。その作品は個性的なもので、新たな文化を貪欲に求めていたこの時代に多くの支持者を集めました。
一方、彼自身は世俗の名利を意に介すること無く、古の君子、詩人のごとく雅・高潔さを追い求めたと伝えられています。文人画家として自らの個性を確立した大雅、そしてその生き方を喜んで支えた人々。大雅の生き方とその芸術作品は、まさしく18世紀の近世社会が産み出した豊かさを物語るものです。
本展示では、池大雅美術館より寄贈され、現在京都府が収蔵する池大雅のすぐれた書画や関連資料の数々をご覧頂きます。

 

重要文化財 池大雅 柳下童子図屏風 江戸時代 (前期)
重要文化財 池大雅 柳下童子図屏風 江戸時代(前期)

池大雅 高士訪隠図屏風 寛延3年(1750)(後期)
池大雅 高士訪隠図屏風 寛延3年(1750)(後期)

基本情報

会 期:
2019年6月29日(土)〜8月25日(日)
前期:6月29日(土)〜7月28日(日)
後期:7月30日(火)〜8月25日(日)
休館日:
7月8日(月)、7月22日(月)、7月29日(月)、8月19日(月)
会 場:
京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」
開室時間:
10:00~19:30(入室は19:00まで)
入場料:
一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*上記料金で、総合展示と3階フィルムシアターがご覧いただけます
主 催:
京都府、京都文化博物館

関連イベント

①京都ミュージアムズ・フォー連携講座 講演会「池大雅とその時代」

講 師:
森道彦(当館学芸員)
日 時:
2019年7月7日(日)10:30~12:00
場 所:
京都文化博物館3Fフィルムシアター(定員170名)
参加費:
無料 ※ただし本展覧会入場券(半券可)が必要
申し込み方法:
下記「お申込みはこちら」ボタンより参加1名ごとにお申し込みください。

②学芸員によるギャラリートーク

日 時:
2019年7月7日(日)14:00〜

※30分程度、展示室内にて行います。
※事前申込不要、当日の入場者に限ります。