開催趣旨

京都府所蔵の資料より、江戸時代の武家の服飾文化を示す資料をご紹介します。
武家の男性の衣服は、室町時代から江戸時代にかけて確立されます。下級武士が身につけていた「直垂ひたたれ」をルーツに持つ「大紋だいもん」、直垂の略装である「素襖すおう」、さらに素襖の略式であったものから発達した「かみしも」が、武家の地位の向上にともなって昇格しました。公家の装束の流れをくむ服飾として、「狩衣かりぎぬ」 から派生した「水干すいかん」もご紹介します。
女性の衣服は、江戸時代後期、公家の女性や富裕な町方の女性とは明確に異なる意匠が成立しました。代表的な様式の一つである「御所解文様ごしょどきもんよう」は、文芸作品を思わせるモチーフが重要な意味を持つ様式です。刺繍をほどこした掛下帯かけしたおびも合わせてお楽しみください。

瀧春景文様単衣
▲瀧春景文様単衣


基本情報

会 期:
2017(平成29)年2月25日(土)~4月23日(日)
【前期】2月25日(土)~3月26日(日)
【後期】3月28日(火)~4月23日(日)
休館日:
月曜日(3月20日は開館)、3月21日
会 場:
京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」
開室時間:
10:00~19:30(入室は19:00まで)
入場料:
(京都文化博物館総合展示)
一般:500(400)円、大学生:400(320)円、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*上記料金で、2階総合展示と3階フィルムシアターがご覧いただけます。
主 催:
京都府、京都文化博物館

水干(すいかん)上衣:丈73.0cm 裄:76.0cm 袴:丈112.0cm 腰:31.0cm 江戸時代後期 吉川観方コレクション
▲水干(すいかん)上衣:丈73.0cm 裄:76.0cm 袴:丈112.0cm 腰:31.0cm
 江戸時代後期 吉川観方コレクション


主な展示品

通期
■直垂江戸時代
■大紋江戸時代
■素襖江戸時代
前期
■滝春景文様単衣江戸時代後期
■庭前文様小袖江戸時代後期
後期
■井筒文様小袖江戸時代後期
■桜花幔幕文様小袖江戸時代後期

関連イベント

京都府コレクションにみる武家の服飾資料

日 時:
2017年3月11日(土)10:30~12:00
会 場:
3階フィルムシアター(定員170名、先着順)
講 師:
林智子(当館学芸員)
参加費:
500円※ただし、総合展示入場券[半券可]が必要です。

※若干お席に余裕がありますので、ご希望の方は当日受付にお申し出ください。

ギャラリートーク

日 時:
4月1日(土)14:00~、 4月22日(土)14時~ ※各日30分程度
会 場:
2階展示室内
料 金:
無料 ※事前申込み不要、当日の入場者に限ります。