京都府京都文化博物館

財団法人 京都文化財団

特別展示室

帰ってきた江戸絵画
ニューオーリンズ ギッター・コレクション展

この度、ニューオーリンズのギッター・コレクションの江戸絵画が一挙に里帰りします。

眼科医・ギッター博士と妻イエレン女史は、40年近い年月をかけて優れた日本美術を収集してきました。日本美術の「純粋で、シンプルで、素朴な」美しさ、とりわけ墨線の持つ多様な表現に魅せられたギッター氏は、禅画コレクションを中核に据え、次に文人画、円山四条派、琳派、浮世絵、奇想の画家たち、近代美術へとコレクションを広げました。現在では与謝蕪村や池大雅のほか、伊藤若冲、俵屋宗達、酒井抱一など、江戸時代を中心とした日本美術の一大コレクションとなっています。

コレクションは、抽象性と水墨表現を好むギッター氏の視点で集められていますが、同時に江戸絵画の二つの傾向を示しています。一つは、若冲などの超越した画力、琳派の斬新なデザイン、禅画にみられるユーモアあふれる豊かなイマジネーション。いま一つは山水、花鳥、浮世絵における自然や日常へのあたたかな眼差しとリアリティの表現です。

本展では、ギッター・イエレン財団所蔵の優品107件を、6つのセクションに分けて構成し、「アメリカ人コレクターの見た日本美術の魅力」という視点で紹介します。私たちは江戸絵画の奥深さと日本美術を愛する心に改めて気づかされることでしょう。

* 会期中、展示替えがあります。


会 期
2011年9月3日(土)−10月16日(日)
〔前期展示〕9月3日−9月25日
〔後期展示〕9月27日−10月16日
月曜日休館(月曜日が祝日の場合は開館、その翌日休館)
開室時間
10時−18時 
*毎週金曜日は19時30分まで夜間開館しています。
(入室はそれぞれ30分前まで)
主催
京都府、京都文化博物館、京都新聞社、産経新聞社、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿
協賛
日本写真印刷
協力
日本航空
制作協力
NHKプロモーション
後援
京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都商工会議所、京都府観光連盟、京都市観光協会、歴史街道推進協議会、KBS京都、エフエム京都
入場料 ※総合展示もご覧いただけます
   当日 前売り/団体(20名以上)
一般 1100円 900円
大高生 700円 550円
中小生 400円 300円

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展示構成

1.若冲と奇想の画家たち
2.琳派の多彩
3.白隠と禅の書画
4.自然との親しみ
5.理想の山水
6.楽しげな人生

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主な出品作品

▲伊藤若冲筆/無染浄善賛 「寒山拾得図」 宝暦11年(1761)▲与謝蕪村筆 「夏景山水図」 
・伊藤若冲筆/無染浄善賛 「達磨図」 宝暦期(1751-64)頃
・池大雅筆 「山水に稲田図」 18世紀後半
・俵屋宗達筆 「鴨に菖蒲図」 17世紀前期
・酒井抱一筆/花山院愛徳賛 「朝陽に四季草花図」 文政4-11年(1821-28)
・伊藤若冲筆/無染浄善賛 「寒山拾得図」 宝暦11年(1761)
・与謝蕪村筆 「春景山水図」 安永6-天明3年(1777-83)
・山口素絢筆 「鴨川納涼図」 18世紀後半-19世紀前半
・谷文晁筆 「山水図」 文政11年(1828)
・中原南天棒筆 「托鉢僧行列図」 大正13年(1924)
・神坂雪佳筆 「輪舞図屏風」 明治(1868-1912)末-大正(1912-26)初頃
・白隠慧鶴筆 「達磨図」 宝暦期(1751-64) 
・呉春筆 「双鹿図」 安永6年(1777) 
・与謝蕪村筆 「夏景山水図」 明和9年(1772)
・浦上玉堂筆 「火伏金生図」 文化11年(1814)


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