共催:京都大学大学院 人間・環境学研究科

日本映画の巨匠・溝口健二の生誕120年を記念し、その代表作である『近松物語』の4Kデジタル復元版を上映します。
シンポジウムには溝口に生涯を捧げてきた日米の研究者が結集し、元禄時代の京都を舞台に大映京都撮影所で1954年に撮られた本作品について、グローバルな映画文化との関係、日本音楽の映画における使用、近世の都市空間・住空間と映画の演出の関係、映画製作スタッフの残した一次資料の発掘と活用など、狭義の映画研究に留まらない領域横断的な議論を行います。

基本情報

一般500円 大学生400円 高校生以下無料(総合展示入場料で鑑賞できます)
*事前申込不要
*京都大学の教職員/学生で本上映・シンポジウムのみにお越しの方は、3Fエレベーターホール前のシンポジウム受付にて、教職員証/学生証をご提示ください。

タイムスケジュール(敬称略)

11:00-11:05
開会の挨拶 木下千花(京都大学)
11:05-12:00
基調講演「純粋な不義密通–溝口による近松の翻案」
(The Pure Adultery of The Crucified Lovers: Mizoguchi’s Adaptation of Chikamatsu) 
ダドリー・アンドリュー(イェール大学)(言語:英語、日本語通訳あり)
13:00-14:42
『近松物語』(4Kデジタル修復版)上映
『近松物語』[4Kデジタル修復版] 
1954年大映京都作品(モノクロ・102分)/監督:溝口健二/出演:長谷川一夫、香川京子、南田洋子、進藤英太郎
14:50-15:50
対談「『近松物語』の音響をめぐって」
長門洋平(京都精華大学)、白井史人(日本学術振興会/京都大学)
16:00-17:30
パネル「『近松物語』へのアプローチ—文化と資料」
藤原学(京都大学)「『近松物語』大経師の家の建築表現」
木下千花(京都大学)「脚本とは何か」
佐相勉(溝口研究者)「「二つの流れのコンデンス」と『近松物語』」
17:40-19:00
共同討議

司会:森脇清隆(京都文化博物館)

詳しくはこちら(外部サイトにリンクします)
『京都大学映画コロキアム』

【お問い合わせ先】
京都大学大学院人間・環境学研究科 木下千花研究室
075-753-6662