シネマトグラフがわが国に上陸し、京都電燈(旧・立誠小学校跡地)で試写されたのが1897年1月末の雪の降る夜でした。それから120年、大衆に愛された映画は文化・産業として確立し、多くの名作、秀作を生み出してきました。
 今回の特集では、京都府のフィルム・コレクションの中から、かつて日本のハリウッドと呼ばれた京都の作品を中心に、もう一度観直したい古典・名作、記念すべき100作品を選び特集します。2月は映画黎明期からトーキー初期の作品を上映します。

2月7日(火)13:30〜・18:30〜
10日(金)18:30〜 ※4作品連続上映

『紅葉狩』

1899年記録映画(無声・モノクロ・6分)
撮影:柴田常吉
出演:市川團十郎(九代目)、尾上菊五郎(五代目)

『新歌舞伎十八番之内 紅葉狩』

1950年松竹作品(モノクロ・11分)/記録映画
監督:萩山輝男 口上:市川三升

『東京大震災 第一報』

1923年鈴木商会作品(無声・モノクロ・9分)/記録映画

『尾上松之助葬儀』

1926年日活大将軍作品(無声・モノクロ・20分)/記録映画
出演:阪東妻三郎、衣笠貞之助、横田永之助

『疏水 流れに沿って』

1934年CINE Front KIOTO作品(無声・モノクロ・13分)/記録映画
監督:能勢克男

2月8日(水)13:30〜・18:30〜
11日(土)13:30〜・17:00〜

『路上の霊魂』

1921年松竹キネマ研究所作品(無声・モノクロ・112分)
監督:村田実
出演:小山内薫、東郷是也、沢村春子

2月9日(木)13:30〜・18:30〜
12日(日)13:30〜・17:00〜

『弥次喜多 善光寺詣り』

1921(大正10)年日活大将軍作品(無声・モノクロ・68分)
監督:辻吉朗、小林弥六
出演:尾上松之助、中村扇太郎

2月14日(火)13:30〜・18:30〜
17日(金)13:30〜・18:30〜

『狂った一頁』

1926年新感覚派映画連盟作品(サウンド版・モノクロ・59分)
監督:衣笠貞之助
出演:井上正夫、中川芳江

2月15日(水)13:30〜
18日(土)13:30〜

『若者よなぜ泣くか』

1930年松竹蒲田作品(無声・モノクロ・193分)
監督:牛原虚彦
出演:藤野秀夫、鈴木伝明、田中絹代

2月15日(水)18:30〜
18日(土)17:00〜

『御誂治郎吉格子』

1931年日活太秦作品(無声・モノクロ・90分)
監督:伊藤大輔
出演:大河内傳次郎、伏見直江、伏見信子

2月16日(木)13:30〜・18:30〜
19日(日)13:30〜・17:00〜

『マダムと女房』

1931年松竹蒲田作品(モノクロ・57分)
監督:五所平之助
出演:渡辺篤、田中絹代、伊達里子

2月21日(火)13:30〜・18:30〜
24日(金)13:30〜・18:30〜

『浮草物語』

1934年松竹蒲田作品(無声・モノクロ・86分)
監督:小津安二郎
出演:坂本武、八雲理恵子、飯田蝶子

2月22日(水)13:30〜・18:30〜
25日(土)13:30〜・17:00〜

『折鶴お千』

1935年第一映画嵯峨野作品(サウンド版・活弁入り・モノクロ・87分)
監督:溝口健二
出演:山田五十鈴、夏川大二郎

2月23日(木)13:30〜・18:30〜
26日(日)13:30〜・17:00〜

『赤西蛎太』

1936年片岡千恵蔵プロダクション作品(モノクロ・76分)
監督:伊丹万作
出演:片岡千恵蔵、杉山昌三九、梅村蓉子、志村喬

2月28日(火)13:30〜・18:30〜
3月  3日(金)13:30〜・18:30〜

『情熱の詩人 啄木』

1936年日活多摩川作品(モノクロ・70分)
監督:熊谷久虎
出演:島耕二、小杉勇、沖悦二

3月1日(水)13:30〜・18:30〜
4日(土)13:30〜・17:00〜

『祇園の姉妹』

1936年第一映画嵯峨野作品(モノクロ・69分)
監督:溝口健二
出演:山田五十鈴、梅村蓉子、志賀廼家弁慶

3月2日(木)13:30〜・18:30〜
5日(日)13:30〜・17:00〜

『元禄快挙余譚土屋主税』

1937年松竹下加茂作品(モノクロ・112分)
監督:犬塚稔
出演:林長二郎、中村芳子、林成年